ブログ「海遊館日記」

こんにちは、こちらは以布利センターです。
皆さんは「サメ肌」という言葉はご存知ですか？
よくテレビなどでザラザラな感触を伝える時に使われている言葉ですが実際にサメの肌はどうなっているのでしょうか？



以布利センターで飼育されているジンベエザメを見たお客様から「ジンベエザメはイルカのようになめらかな肌に見えるのですが、やっぱりザラザラのサメ肌なのですか？」
という質問を何度か伺うことがありました。

ズバリお答えいたしますと、「ザラザラ」と「なめらか」どちらも正解なのです。
実は多くのサメの肌は尾ひれから頭に向けて撫でるとザラザラとしたサメ肌ですが、逆に頭から尾ひれに向けて撫でるとなめらかな質感になっているのです。

これは、サメが水中を泳ぐ際に水の抵抗を減らし速く泳ぐための役割を果たしています。
このようにサメの肌は撫でる向きを変えると違う感触を味わえるわけですが、実際にサメを撫でるわけにはいきません。そこで以布利センターではこんなものを
作ってみました！それがこちら！



「サメ肌体験パネル～！」
過去に飼育していたサメの標本の皮を丁寧に取り、
実際にサメ肌を体験していただくパネルを自作してみました！




残念ながら、今回ご紹介した「サメ肌体験パネル」は新型コロナウイルス対策のため展示を中止していますが、展示を再開した際には見て！触って！体感してみてください！

では、また次回の以布利通信をお楽しみに