鳥インフルエンザ対策

新型コロナウイルスの第3波が全国的に広がる中、鳥インフルエンザも今年は大流行の兆しです。
鳥類を飼育している施設にとって、とても恐ろしい鳥インフルエンザ。
近畿や四国でも、家禽や野鳥で高病原性の鳥インフルエンザが確認されていることを受け、海遊館でもその対策を強化しています。

海遊館で飼育している鳥類はペンギンやゴイサギ、オシドリなどの水鳥の仲間。
室内での飼育なので、野鳥との接触は基本的にはありません。
なので鳥インフルエンザウイルスを人が持ち込んでしまわないような対策に重点を置いています。

例えば
私たち職員の出入り口に足底消毒マットを設置し、足の裏に付着したウイルスをシャットアウト。
2012_tori_1.JPG

鳥たちの飼育スペースの入り口にも消毒液を置いて、さらに足底をきれいにしています。
2012_tori_2.JPG

鳥たちの飼育作業専用のカッパ、長靴を使用し、衛生管理を徹底しています。
2012_tori_3.JPG

2012_tori_4.JPG

2012_tori_5.JPG

ごくごくごくごくまれに、日本の森水槽の天井の隙間から、スズメなどの小さな鳥が侵入してくることがあるので、日本の森の水鳥水槽の上にビニールシートを被せて、野鳥はもちろん糞便などが侵入しないようにしています。
2012_tori_6.JPG

飼育している生き物たちの健康を守るために、衛生管理もとっても重要なのです。
どうか、鳥インフルの猛威、これ以上拡大しませんように。

この記事もおすすめ!