ヒユサンゴのごはん
- 2021.01.16
- 魚類チームの日記
こちらは新体感エリアにある「モルディブ諸島」ゾーンで暮らす「ヒユサンゴ」。
ヒユサンゴは主に光合成で作られるエネルギーで生活していますが、時々餌も与えています。
今日の餌はオキアミ。頭と殻を外した剥き身(写真の下側)を用意しました!
スポイトを使ってヒユサンゴの口盤(口のこと。体の表面にある薄い線の内側が口盤です)にオキアミを当ててあげるとピタッとくっつけます。餌だと気づいてくれたみたいですね(∧∧)
しかしこれで餌やり終了ではありません。なぜならヒユサンゴは餌を体内に取り込むのがものすごく遅い!!(汗)
もたもたしていると同居している魚やエビに横取りされてしまうので、しばらくはスポイトでガードしなければいけません。
ほらよく見ると虎視眈々と餌を狙う彼らの視線が...(;´Д`)
少しの隙も見逃さず餌に飛びついてくるので、こちらも油断できません...!
激しい攻撃を防ぐこと3分、何とか無事に餌やりが終わりました!(*´∀`*)
写真のように口盤が見えなくなるくらいすぼんだら、もう他の生き物に狙われることはありません。
ヒユサンゴの餌やりは1週間に1回程度。もしご来館の時に餌やり中でしたら、ぜひじっくりと観察してみてください(∧∧)
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