オウサマペンギン産卵!
- 2021.08.28
- 海獣チームの日記
「南極大陸」水槽ではオウサマペンギンが産卵しました!
オウサマペンギンはペンギンのなかまの中で2番目に大きく、体重はおよそ12kg前後あります。産卵される卵も大きく、大きさ約10cm、重さ約300gもあります。
ニワトリの卵(Lサイズ)と比べてみましたが、どうでしょう??
写真ではあまり大きく感じないかもしれませんが、実際に手に取ってみると、ニワトリの卵より殻が厚くしっかりとし、ずっしりとした感じがあります。
さて、産卵され1週間程経つと、卵に光を当てて中の様子を観察する「検卵」という作業を行います。この時、卵の中に血管や胚(ヒナになる部分)ができていれば有精卵、卵黄(黄身)のみであれば無精卵となります。
では、今回の卵は...
血管や胚が見られず、無精卵でした。
オウサマペンギンは秋頃にも産卵する可能性があります。今回は残念ながら無精卵でしたので、次の機会に有精卵、さらにはヒナの姿も見られることに期待しています。
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