水槽のコケって悪者???

どうも、設備担当です。今回は水質検査室よりお届けします。

今日はコケの原因になる、「リン酸」の測定日です。
餌等に含まれているリン酸は、水槽内で大量に蓄積するとコケが大発生する原因になってしまうため、定期的な水換えで排出しています。

また、月に一回水質測定をして、展示水槽にリン酸がどれくらいあるかを確認しています。

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▲測定中。ガラス器具がいっぱい!
 学生時代の「理科」を思い出す方も多いのではないでしょうか?

とはいえ・・・水槽に生えているコケはリン酸を吸収して育つので、リン酸の減少に微力ながらも一役買っているのかな・・・と思ったりしています。
また、擬岩にコケが生えると自然の岩肌のような質感が出され、展示空間に華を添えてくれているようにも感じます。

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▲「チリの岩礁地帯」水槽の擬岩。

赤褐色のコケが生えていますが、いい感じのアクセントになっているのではないでしょうか?
飼育員から邪魔もの扱いされこそぎ取られてしまうコケですが、本当にコケって悪者・・・?と考えてしまいます。

そんなことを考えていると、なかなか検査が進みませんので、測定作業に全集中します(笑)
以上、設備担当のボヤキでした!

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