ワモンアザラシ「ミゾレ」の食わず嫌い

「北極圏」水槽では、4月に海遊館で誕生し、飼育員が人工哺育で育てたワモンアザラシ「ミゾレ」が暮らしています。
担当飼育員は、「ミゾレ」の餌の量や種類、配分を調整しながら、日々、健康管理に努めています。

今までは、「シシャモ」と「イカナゴ」の2種類を与えていましたが、最近は「ニシン」と「アジ」も与え始めています。
個体差はありますが、ワモンアザラシは神経質で警戒心が強いことから、新しい餌料を食べてくれないことがあります。

▼(上から順にアジ、ニシン、シシャモ、オオナゴ)
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「北極圏」水槽で一緒に暮らしている成獣の「ユキ」や「アラレ」は日頃からアジは食べていますし、ニシンも比較的、嫌がらずに食べてくれたので、「ミゾレ」も問題なく食べるかな~と思っていたのですが・・・
ニシンは初日こそ、嫌がらずに食べてくれたものの、日に日に、嫌がりはじめ、時には口の中に入れることさえも嫌がる始末。

アジに至っては、一口も食べません。

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ニシンの頭を切り落として与えてみたり、小さく切って与えてみたり、何とか食べてもらえるように工夫を続け、最近ようやく「ニシン」を食べてくれるようになりました。

アジも早く食べてほしいな~

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