特設水槽、謎の生きもの

マンボウが暮らす「特設水槽」。
ゆったりと泳ぐマンボウ越しに「太平洋」水槽も見られる、なかなかダイナミックな水槽です(飼育員談)。

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こちらの水槽にはマンボウがアクリルパネルにぶつかって怪我をしないように、透明なシートを張っています。
年に数回張り替えるのですが、そろそろ交換の時期...。
シートが伸びていたり、穴が開いたりしていないかチェックします。
大きな問題はなさそうですが、ちょっと気になるものが...。

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なにか、白っぽくてもじゃもじゃしたものが付いています。
実はこれ、クラゲのポリプ(クラゲの一生のうちの一形態で、イソギンチャクのような形をしています)です。
ミズクラゲのポリプは以前から水槽の岩に付いてるなぁとは思っていたのですが、こちらは「ヒドロ虫綱」という別のグループのクラゲのもの。(ミズクラゲは「鉢虫綱」)

しかしながら、ポリプは小さく見た目の違いがあまりないため、今の段階では種類の特定が難しいです。
シートを交換する前に少し回収して、飼育してみようと思います。

ポリプはいろんな水槽に気付いたら発生していることが多いです。
水槽の隅っこや岩の上など、よーく見るともじゃもじゃしているかもしれません。
皆さまもよかったら水槽の隅々まで探してみてください!

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