オウサマペンギンの衣替え

海遊館の「オウサマペンギン」は「換羽(かんう)」という羽の生えかわりの季節に入っています。
「換羽」は1年に1回行われます。

換羽の時期は羽の下から新しい羽が生えて来る為、もこもこした見た目になります。
また、換羽期間の絶食(※)に備えて換羽前にはたくさん餌を食べるので、体も大きくなります。
※自然界では海へ餌を獲りに行けなくなるため。飼育員が餌を与えている水族館の中でも同じです。


2205_koromogae1.jpg
こちらはいつものオウサマペンギン。

2205_koromogae2.jpg
そしてこちらは換羽が始まっているオウサマペンギンです。
比べてみると違いが分かりやすいですね!

ペンギン達はフリッパー(翼)に個体識別用のバンドを付けていますが、換羽の時期にはフリッパーを痛めてしまう可能性があるため、バンドを外す必要があります。

「バンドを外してしまったらどうやってペンギンを見分けるの?」
実は、脚の爪に "マニキュア" を塗っているんです!!

2205_koromogae3.jpg
個体ごとに違う色を塗っているので、換羽のペンギンがたくさんいても大丈夫!

観覧通路からは少し見えにくいかもしれませんが、もこもこのオウサマペンギンがいたらぜひ足元をチェックしてみてください!

この記事もおすすめ!