「海月銀河」の人魂...?
- 2022.08.09
- 魚類チームの日記
先日、北極圏エリアに新たにやってきた夏にぴったりのクラゲ、「キタユウレイクラゲ」を紹介しましたが、今回は「海月銀河」の幽霊を紹介したいと思います。
こちら、「ヒトダマクラゲ」です。
ヨーロッパに生息するクラゲで、成長に伴って傘や触手が青色になりますが、当館のヒトダマクラゲはまだまだ小さいため、透け感があります。
確かにゆらゆら漂う青いクラゲなので、「人魂(ひとだま)」と呼ばれるのも頷けます。
もっと人魂に見えるくらい、今後も大きく育てていきたいなと思います。
ちなみに、大きくなると傘(クラゲの体の部分)の直径は30㎝になるのだとか!
ここまで大きくなると「人魂」の要素はどこへやら?と思わずにはいられませんが...。
今は小さくてかわいいけれど、実はヒトダマクラゲは他のクラゲを食べる「クラゲ食」。
海遊館ではクラゲ類の定番餌である甲殻類の一種「アルテミア」に加え、館内で繁殖させている「ミズクラゲ」も与えています。
まだまだ暑い日が続きますので、海月銀河でヒトダマクラゲを見て、北極圏エリアでキタユウレイクラゲを見て・・・。この夏は「クラゲ納涼」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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