ゴカイの仲間

海遊館前の海では様々な「ゴカイ」の仲間が見つかっています。これまでに記録された種類は約40種ですが、最近、形が特徴的な種が3種類続けて見つかりましたのでまとめて紹介します。

1種目は「カサネシリス」(写真1)です。右側が頭で、赤い眼が見えます。体の節ごとの模様と先がクルリと巻いた細い糸(感触糸や背触糸)がおしゃれです。

次は「クマノアシツキ」(写真2)です。水中で頭部に多数のびている鰓をさかんに振り動かしている姿は、ちよっとグロテスクな感じです。

最後は「ウミイサゴムシの一種」(写真3)で、写真は体の側面を写したものです。体にあわせ砂粒でできた角笛形の管を作り、その中にすみます。先端に見える先のとがった熊手のような部分で砂を掘り、頭を砂中に潜り込ませて堆積物を食べます。

ゴカイの仲間、と一口に言っても、個性的なメンバーがたくさんいる事がこの3種を見てわかっていただけたと思います。

▼ 写真1「カサネシリス」
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▼ 写真2「クマノアシツキ」
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▼ 写真3「ウミイサゴムシの一種」
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