ジンベエザメの健康管理

最近は朝晩が少しひんやりし秋を感じるようになってきました。
食欲の秋で色々食べ過ぎてしまい、お腹周りが気になります...

お腹周りと言えば...今年からジンベエザメの「胴回り」を測定しています!
測定はお食事タイム中に行っています。

ジンベエザメが水面で給餌(餌やり)する飼育員から餌を与えられ、食べている間にダイバーがそっと近づいて、胸鰭の付け根にメジャーをあてて計測します。
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これがなかなか難しく、ヒレに引っ掛かったり、メジャーがねじれてしまったりすることも...。やはり、ジンベエザメにも協力してもらうことが重要なので、嫌がった時は中止するようにしています。

なぜ胴回りを測定するのかというと、ジンベエザメの体型がベストな状態か判断するためで、与える餌の量を決めるのにも重要と考えたからです。
これまでは見た目や食欲、あるいは血液検査の結果などで判断していましたが、これからは胴回りの数値も合わせることで、より一層健康状態を把握できるようになると期待しています。
まだ始めたばかりなので、まだまだデータは少ないですが、これからは採血のように定期的に行う予定です。

海と遊が健康に過ごせるように、これからも健康管理に力を注いでいきます!

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