はじめてのしいく

初めて海遊館日記を執筆します、入社3ヶ月目の新人飼育員です。
このブログを投稿する半月程前からカワウソや水鳥といった生き物が暮らす「日本の森」担当に加わりました。

今まで魚類の飼育経験しかなかった私にとって、哺乳類の飼育は初めてのことです。毎日新しい学びや発見があり、わくわくとした日々を過ごしています。

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餌の時間前には扉の前に来てこんな様子を見せてくれます。飼育員でないとこのような光景はなかなか見ることができませんね。

しかし、楽しいだけの日々ではありません。生き物たちが健康でより快適に暮らせるかは私たち飼育員にかかっています。日々の作業や使用する飼育道具、展示場の環境、生き物たちの少しの変化への気づきなど、一つ一つの行動が生き物たちの生活に大きく影響を与えていきます。

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例えばこちらの写真。
これは水鳥の展示水槽にある側溝柵です。通常の側溝柵では水鳥たちの足が隙間に挟まり怪我をする恐れがあるため、このように隙間をなくしています。こういった細かい部分にも気を配っているのです。

今は周りの方々に助けられながらの毎日です。これからたくさんの事を学び、生き物たちが快適に暮らせるよう、そして海遊館に訪れる皆様に生き物たちの魅力を伝えることができるように精いっぱい頑張っていきます。

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