お知らせ(カピバラ・アン)

カピバラ・アンの状況はこれまでバックヤードでの様子をお伝えしました。
カピバラ・アンの現状
カピバラ・アンの現状Vol2

11月に入ってから後肢の跛行や食欲不振、排泄障害がみられました。
非麻酔下でのレントゲン検査、エコー検査を実施したところ、運動器疾患や膀胱炎等の症状を確認し、バックヤードでの療養を試みていましたが、先日12月5日に死亡しました。

アンはこれまでご紹介してきた通り、ニフレルから海遊館へ引っ越し後、日々トレーニングに取り組んできました。
お座りや伏せといった身体能力のチェックはもちろん、体温測定、体重測定、エコー検査やレントゲン検査、そして採尿→尿検査まで、様々なことに一緒にチャレンジすることで、日々の健康チェックによる早期発見にも繋げることができ、全国でも数の少ないカピバラの尿性状のデータも少しながら収集することができました。

バックヤードに移動してからは安静にしていましたが、トレーニングによって大きな負担をかけることなく健康チェックを行い、療養することができました。

私たちは、アンからたくさんのことを学ばせてもらいました。
この経験を活かし、今後に役立てていきます。

2312_capy_an.jpg

アン、ありがとう

この記事もおすすめ!