「みどりの日」の発見
- 2024.05.10
- 魚類チームの日記
5月4日は「みどりの日」でした。
当館で植物を展示しているのは「日本の森」と「エクアドル熱帯雨林」。
「日本の森」は先日ご紹介したので、本日は「エクアドル熱帯雨林」から話題提供を。
まずはこちらの植物
植物園から分けていただいたアンスリウム・フッケリ(Anthurium hookeri)です。
先日、展示裏から見ると、中央から何か赤っぽいものがそそり立っていたため、「つぼみができた??」と喜び勇んで、近くによって見ると...
ん?確かに赤いが、葉脈のような筋がある??ということはつぼみじゃない???
数日後の本日、確認すると。
やっぱり葉だったー!
アンスリウムというと一般的に販売されているもの(品種)はハート型をした赤い仏炎苞(ぶつえんほう)=花がつく茎を包む大きな葉、がある姿が有名です。この種の花は仏炎苞の中央にある黄色い肉穂花序(にくすいかじょ)に小さい花がたくさんつきます。だから、アンスリウム・フッケリも花は肉穂花序がでてきて咲くようです。
どんなものかとネットで調べてみたら、なんかすごい肉穂花序がでてきたので、これはこれで楽しみです。
さて、こちらは前に紹介したゴエバチア(カラテア)の仲間でマランタ・レウコネウラ・ケルショベアナ。
(→「葉っぱの模様はさまざま」)
赤い筋の模様が魚の骨みたいなのはマランタ・レウコネウラの変種でエリトネウラですが、これとはまた異なる変種です。よく似ていて、エリトネウラの赤い筋がないバージョン?といったところでしょうか。
おもしろいなあ。
そして、「みどりの日」の当日、うれしい発見がありました。
この白いのはゴエバチア・インシグニスの花です。
こんなふうに根元に近いところで咲くんですね。これまたおもしろい。
ゴエバチア・インシグニスの花言葉は「飛躍」「強い思い」「あたたかい心」だそうです。
ちょうど今、外を泳ぐジンベエのぼりたちとともに飛躍していきたいものです。
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