「エクアドル熱帯雨林」植物大公開!Part2
- 2024.07.20
- 魚類チームの日記
「フィロデンドロン・スクアミフェルム」に引き続き、「エクアドル熱帯雨林」水槽の植物をご紹介します!
今回は「モンステラ・デリシオサ」を紹介します!
和名では「ホウライショウ」と呼ばれ、観葉植物としてよく知られている植物です。
この植物は「フィロデンドロン・スクアミフィルム」と同様サトイモ科に属し、なんといっても大きくて個性的な葉が特徴の一つです。若い葉は裂け目などが無く、成長するにつれ裂け目や穴ができ、大きい葉は1m以上にまで成長するといわれています。
「モンステラ(Monstera)」はラテン語で「異常」などという意味があり、まさに特徴的なこの植物を表している名前です。
(この葉を持ち歩いてバックヤードを歩いている時、ばったり出くわした飼育係員を驚かせてしまったことがあります)
また、モンステラの仲間は「気根」を伸ばすことでも知られています。「気根」とは、通常の植物の根と異なり、地上の茎などから伸びる器官です。空気中の水分を取り入れたり、植物本体を支えたりする、非常に大切な役割を担っています。
私は植物の力強さが感じられる根や気根が大好きなので、ぜひ皆様にも注目してみていただきたい!というひそかな思いがあります。
(モンステラ・デリシオサの気根)
現在の夏の時期には、「モンステラ・デリシオサ」はたくさんの日光を浴びてぐんぐんと大きくなる時期です。
稀にとてもおいしい果実を作るそうなので、果実が生った際には、ご紹介させていただきます!
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