「エクアドル熱帯雨林」植物大公開!Part4

さて、今回は Part2 でご紹介した「モンステラ・デリシオサ」の実が生ったのでご報告いたします!

ある日、「エクアドル熱帯雨林」水槽の上側で育成をしていた「モンステラ・デリシオサ」の様子を確認してみると。。。

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普段見慣れない白っぽいものが。。。
近づいて確認すると、、、「実や!!!」と一人で声をあげてしまいました(笑)。

「モンステラ・デリシオサ」は稀に実を付ける事があり、「幻のフルーツ」とも呼ばれています。
厳密にいうと、周りの白い花弁のような部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」、棒状の部分が「肉穂花序(にくすいかじょ)」という、いわゆる「花」に当たります。
この「肉穂花序」がとてもおいしいらしいのです!

「モンステラ・デリシオサ」という名は "Monstera deliciosa" という学名から来ています。
以前ご紹介した通り、"Monstera" は「異常」といった意味で「monster(モンスター)」の語源です。
"deliciosa" は「delicious(デリシャス)」の語源で「おいしい」といった意味があります。
直訳すると「おいしいモンスター」と可愛らしくなってしまいますが、名前が付けられたころから、おいしい植物であるとされていたようです。

「肉穂花序」は基本的に夏の時期にできることが多く、気温や湿度を、年間を通して彼らに適した状態に保つ必要があります。
彼らに適した環境を用意することができていたのだと、一安心しました。

この実をぜひ皆様にもご覧いただきたいのですが、現在この実は「エクアドル熱帯雨林」水槽のかなり上側に生っており、お客様通路から見えない位置に生ってしまいました。。。
この実を皆様の見える位置に作ってもらえるよう、かれらと協力して試行錯誤していきます!
(この実をどうするのかは偉い方々に相談します。 皆様に味もご紹介するため、是非とも食べてみたい!!!)

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