クラゲ水槽の大そうじ

みなさんこんにちは!
先日、「海月銀河」で水槽の大そうじを行ったのでその様子をご紹介します!

今回はパシフィックシーネットルの展示水槽です。

まずは展示中のパシフィックシーネットルたちを傷つけないよう丁寧に柄杓と手桶で取り出します。

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強い毒をもつ種のため、刺されないように手袋をして作業します。
触手が非常に長く、ちぎれてしまわないように気を付けなければなりません。
傘から触手の先までクラゲのからだ全体が柄杓の中におさまるように、両手を使って慎重にすくいます。

次は水槽内に塩素を少量入れ、殺菌消毒します。
1時間ほどたったら、水槽内の水を全て抜きます。
水が抜けると飼育員が水槽内に入り、掃除道具を使って手作業で汚れを取り除きます。

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クラゲ水槽内に初めて入りましたが、展示通路から見ているよりも、とても広く感じました。
パシフィックシーネットルたちの長い触手もいろんな角度からよく観察できるわけですね。

水槽の掃除が終わったら水を満たした水槽に中和剤を入れて、残った塩素を取り除いていきます。
1時間ほど中和したら水を抜き、最後に海水を貯めたら大掃除は終了です。

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きれいになった水槽では新しいパシフィックシーネットルたちがふわふわと漂っています。
さて、何匹いるでしょうか...

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数えることは飼育員でもすこし難しいですが、「海月銀河」にお越しの際はぜひチャレンジしてみてください!

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