飼育員が聞いている音
皆さんこんにちは。海遊館で使われているアクリルパネルはとても分厚く、お客様側からはなかなか生きものたちが奏でる音が聞こえません。そこで本日はアクリルパネルの向こう側で飼育員が聞いているいろんな"音"について紹介します!まずは、ワモンアザラシのユキユキは自分のお腹を叩いて音を鳴らすことができます。
実はこの腹叩き、アザラシが威嚇をする際によく取る行動なのです。にしても、ユキの腹たたきは音に迫力があってたまりません!(笑)続いては、同じくワモンアザラシのアラレが出す音「ブーン!」です。
実はアラレのこの音も、威嚇の時によく出す音なのです。同じ水槽で暮らすモヤが近づくとアラレはよくブーンと鳴いています...。(ユキとアラレの動画は、飼育員によるトレーニング時のものです。)最後にカリフォルニアアシカの親子、アスカとハクの声をどうぞ!
アスカは大きな声で今年の6月に生まれた我が子ハクを呼び、ハクもまた母の呼びかけにしっかりと答えています。この二頭のやり取りは子育て中の期間限定で聞ける声なので意外と貴重なんですね!!海遊館に足を運んだ際には、アクリルパネルの向こうの音に耳を澄ませると、もしかしたら生きものたちが奏でる音が聞こえてくるかもしれません♪
ワモンアザラシ
2025.10.28