ミナミイワトビペンギンのヒナたち
今年生まれのイワトビペンギンのヒナ達の最近の様子をお伝えしたいと思います。まずは5月29日に誕生した1羽目のヒナ、227番です。綿羽がほとんど抜けて、頭にちょこっと残るのみになりました。自分から泳ぎに行く姿も見られており、もうすぐふわふわな羽は完全に無くなりそうです。続いては、6月7日に誕生した2羽目のヒナ、228番です。フリッパーとお腹の辺りから少しずつ綿羽が抜け始めています。のんびりとしていて飼育員が近づいても気にしない、肝が据わっているタイプです。こちらの2羽は飼育員の手から餌を食べる練習も始まっているので、もし見かけた場合は応援してあげてくださいね!最後は、6月9日に誕生した3羽目のヒナ、229番です。229番は「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽内で孵化しましたが、体調が悪くなった為、一時的にバックヤードで様子を見ていました。状態が回復した後、親元へ返すことを試みましたがヒナへの給餌が見られなかったため、飼育員が親代わりとなって育てることになりました。小さいときはミンチ状の餌を与えていましたが、現在は他のペンギン達と同じようにシシャモを丸のまま食べられるようになりました。
最近は、普段暮らしている飼育スペースの周りをお散歩するようにもなり、色々なことに興味が出てきたようです。
今後は展示水槽で暮らしていく練習を少しずつ始めていきます。229番が本格的に展示デビューする日を楽しみにしていてください!最後に、飼育員が229番の体をチェックしている、ほっこりする動画をぜひご覧ください!
ペンギン
2025.08.14