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「哺乳類」の記事

イルカの体を擦ったら

皆さんこんにちは!私たち飼育員と生きものたちは、日々多くの時間を共有しコミュニケーションをとっています。生きものたちの給餌時間以外にも、生きものが要求していることを飼育員が理解し実施するなどで、お互いにコミュニケーションを深めたりしています!皆さんは、実際にどんなことをするの?と思いますよね!一例として、カマイルカではおもちゃを要求してきたたり、身体を擦ってもらおうと近寄ってきたりするんです!今回は飼育員たちがカマイルカの体を擦っている様子をお届けしたいと思います!まずはトトがステージに上陸して体を擦られているところをご覧ください! このように飼育員が体を優しくゴシゴシ擦っていくと、手にたくさんの垢がついてくることがあります!これは古い皮膚が垢となったもので、自然界で暮らす野生のイルカは、イルカ同士で体を擦り合わせたり、高くジャンプをして水面に体を打ち付けることによって垢を落としているんです。海遊館で暮らすカマイルカ達たちも皮膚に垢ができると、給餌中やフリータイムに近寄ってくることがあるので、体を擦って垢すりの手伝いをします!また、下記の2つの写真を見ていただくと、体表が黒い部分からは黒い垢が!白い部分からは白い垢が出てきます!イルカたちの皮膚は2時間に1回変わると言われており、一日では12回ほども皮膚が変わります。皮膚を常に新しくすることで、水の抵抗が減り、効率よく泳ぐことができます。皆さんも、イルカたちの垢すりをしてリラックスしている姿をぜひ当館まで見に来てください。

哺乳類

2026.08.22

  • #カマイルカ

カマイルカの潜水給餌

みなさまこんにちは。本日はカマイルカ「トト」の潜水給餌(トレーニング)についてお話します。 海遊館では不定期で、カマイルカへ潜水して給餌することがあります。以前から「タスマン海」水槽で暮らしているミュー、アクア、ルーシーは潜水給餌もお手の物ですが、2022年にやってきたトトは潜水給餌の経験がほとんどありませんでした。練習開始時、私が水中に潜ってみたところ、トトはまさか自分の給餌者が水中にいると思わなかったのか、水面でトレーニングをしている他の給餌者のところに順番に顔を出し、戸惑っている様子でした。私が一度浮上し、トトとアイコンタクトを取って改めて水中に入り、給餌を開始しました。まずは水中で餌がもらえることを覚えてもらい、その後徐々に飼育員の正面にいることを覚えてもらいました。今は簡単なサインは伝わりますが、まだまだ他の個体に比べて出来る種目は少ないです。これからトトと一緒にたくさんトレーニングしていきます。もしみなさまが海遊館に来られた際に潜水給餌をしているイルカと飼育員を見かけたら応援してくださると嬉しいです。 最後に、絶賛練習中のトトをご覧ください!

哺乳類

2026.07.21

  • #カマイルカ

Happy Birthday ミラ&ラーラ

皆さん、こんにちは!先日、7月2日は、アカハナグマのミラとラーラの7歳のお誕生日でした!!この2頭は姉妹で、現在ミラはバックヤードに、ラーラは「パナマ湾」水槽にて暮らしています。この日はお祝いとして、ブドウで7の数字を作った氷を2頭にプレゼントしました!まずは、ミラに与えてみると、、、 数回においを嗅いで、前足を使ってイジイジしていましたが、、、食べず、、、(笑)再び与えてみましたが、反応はいまいち、、、あまりお気に召さなかったようです(笑)気を取り直して、お次はラーラに与えてみると、、、ミラ同様においを嗅ぎ、前足でいじいじして食べようとした瞬間に、同じく「パナマ湾」水槽で暮らしているソラに取られてしまいました、、、(笑)今日の主役はあなたじゃない!!と思わず叫んでしまいました(笑)思い通りにいかずなんとも残念なお祝いとなってしまいました、、、来年は今年よりももっと盛大にお祝いしてあげるからね!!!何はともあれ、今年も無事に健康な状態で2頭の誕生日を迎えることができたので良かったです。これからものびのびと健康に過ごしてくれることを飼育員一同願っています!!

哺乳類

2026.07.13

  • #アカハナグマ

生きものたちの舌を見比べてみよう

皆さん、こんにちは!突然ですが皆さんは、海の生きものたちの口の中を近くで見たことはありますか?今回は、海遊館に暮らす生きものたちの「舌」について深堀していこうと思います!生きものたちとの違いが分かりやすいように、まずは私たちヒトの舌にどんな役割があるのか見ていきましょう。ヒトの舌の主な役割は4つに分かれます。1. 味覚を感じる2. 食べ物を噛んだり、飲み込むときのサポート3. 言葉や音を出す際の発音のサポート4. 歯並びの維持大きくこの4つが挙げられ、舌という器官は私たちになくてはならない重要な役割を持っています!では、ここから本題に入っていきますね!今回はそれぞれの生きものたちの口の中の写真を撮影してきました!その写真を見ながら、海の生きものたちの舌にはどんな構造・役割を持つのか見ていきましょう!<カマイルカ>まずはカマイルカです!カマイルカの口の中はこんな感じになっています!カマイルカの口は大きく、舌も比例して大きく、分厚いのが特徴です!カマイルカなどのハクジラ類は餌となる魚やイカを食べる際に、咀嚼せず、丸呑みにする「吸引摂餌」という食べ方を持つ特徴があります。ハクジラ類は魚を丸呑みする時、魚のヒレや棘が刺さらないように尾側ではなく頭側から飲み込むことがほとんどです。野生のイルカたちは生きている魚を主に食べます。この時に必ず魚の頭以外を咥えた場合は、咥えなおしを行い頭から飲み込みます。その際に舌を使って頭側から飲み込めるようにサポートしていると思われます。また乳児期には舌に葉状突起というヒダがあり、母親の母乳を飲む際にストローの様に巻いて母乳を飲むことが分かっています!<カリフォルニアアシカ>続いてはカリフォルニアアシカの舌を見てみましょう!アシカたちの舌は細長いですが、人の舌と同じほどの厚さがあるように見えますね!口の中を見ると、歯が真っ黒で虫歯がいっぱいと思われますが、これは虫歯ではないので安心してください!!少し話が脱線してしまいましたね...(泣)アシカたちの舌の役割についてはイルカ達とよく似ています。アシカが餌を食べる時も咀嚼せず、魚を丸吞みにします。この時に魚を口の奥に運ぶ役割があります。 歯はすべて真っ黒ですが、舌も所々黒くなっているのが分かりますか?アシカたちの口が黒いのは、口の中に黒い色素を出す細菌が生息しているからだと言われています。細菌といっても悪さをするようなものではなく健康状態には問題ありません!!<ゴマフアザラシ>次の口の中の写真はゴマフアザラシになります!アザラシの舌の特徴は喉元にかけて横幅が広く、先ほどのアシカとは違い厚さが薄く見えます。アザラシもイルカ・アシカと同じように魚を丸呑みで食べるので、喉の奥に魚を運ぶ役割が舌にはあります。次にこの写真を見てください!これは正面から撮影した写真ですが、舌先がハートのような形になっています!生きものごとに様々な違いや新しい発見があるため、我々飼育員は生きものたちを観察することも日々の大切な作業になっています! 皆さんどうでしたか!?今回は3種類の生きものを見比べてみました。舌の形はそれぞれ少し違いますが、その役割は似ている点も多くあります!特に魚を丸吞みにするとことに関しては3種類とも同じでしたね!私たち人は舌に味覚を感じる味蕾という器官が存在しますが、魚を丸呑みにする海の生きものたちは、味蕾をほとんど持たないと言われています。そのため、皆さんから「イルカやアシカ、アザラシ達は「味」が分かりますか?」と聞かれることがありますが、味蕾がほとんどく魚を丸呑みしてしまうため、味はあまり分かっていないのではないでしょうか! このブログを読んで、実際に生きものたちの「舌」を見てみたいと思ってくれた方!ぜひ海遊館やお近くの水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか!!ちなみに海遊館では、毎日「生きものたちのお食事タイム」の時間があります!生きものたちの普段は見られない口の中を見られるのはこの時間が一番です!皆様のご来館を生きものたちと共にお待ちしております!ぜひ海遊館に遊びに来てくださいね!

哺乳類

2026.06.04

コツメカワウソたちの反応はいかに?!

5月23日、24日の2日間、カワウソたちの未来を守るためのワークショップイベントを開催しました!⇒ ワークショップの様子はこちらワークショップの翌日、さっそく皆さんに手伝っていただいた素敵な「筏(いかだ)」と「ステップ」を設置しました。さてさてカワウソの反応はいかに?!海遊館の展示水槽はプールが広くてコツメカワウソがのびのび泳ぐことができるけれど、浅瀬や陸場がやや少ないので、水槽の中に竹でつくった筏を浮かべて浅瀬をつくりだしています。とても気にいってくれているようなので、今回、丈夫な竹風パイプをつかった「筏」を皆様と一緒につくって交換することにしました。朝、カワウソたちがまだ寝室にいる間に設置作業です。 心配していた浮力もばっちり!(ちょっと強いぐらい(;^ω^))寝室から出たコツメカワウソの「シイ」と「ブナ」、まずは朝ごはん...と餌をたべていましたが、途中でいつもと違うことに気がつくと、餌をもらうのを忘れて一気に警戒モードへ。上からいくのか水面からいくのか、シイがいくのかブナがいくのか。 しばらく警戒した後、残りの餌を食べに戻り(そこは忘れません。笑)、お腹いっぱいになったところでブナはスロープから、シイは水面から探索再開です。まずは度胸のあるシイから筏に上陸!ブナはシイが乗っているのをみると気になり上半身を乗り出してみるものの乗る勇気は出ず、シイに促されるもののこの日は乗ることはできませんでした。(^^;) でも、翌日にはブナも新しい筏を堪能してくれましたよ。 さて、お次は予備室のプール周りに設置するステップ。ステップの設置には、大きなプールから床に飛び降りた時に脚に負担がかからないようにする健康管理の目的と、遊んだり寝たりする場所の選択肢を増やす目的があります。さて、その効果はいかに?!設置をしている横から「ポポ」と「ミウ」の念入りな点検が始まりました。 一通り点検した後は、安心して2頭でまったりウトウト。 おもちゃ替わりの氷をプールに入れると、ポポはステップの上に取り出し、ミウはまだ眠たかったのか、上の段でお気に入りの木片を抱えてゴロリ。 ポポもミウもステップが気に入った様子「プールの高さの軽減」、「場の選択を増やす」どちらの目的も達成できました!筏もステップもカワウソたちにとても良い刺激を与えることができました!ワークショップに参加し、お手伝いしてくださったみなさまありがとうございました(^^)/これからもコツメカワウソたちの飼育環境を豊かにするために日々工夫していきたいと思います。

コツメカワウソ

2026.05.27

  • #コツメカワウソ

ハクの近況

昨年産まれたカリフォルニアアシカの「ハク」、すくすくと成長しています。1月ごろから餌を、母乳から魚へと移行してもらうための離乳訓練を行ってきました。カリフォルニアアシカの授乳期間は約1年。ハクが産まれたのは昨年6月なので、それまでには人の手から餌の魚を食べてくれたらいいなーと思いながらいろんな種類の魚を見せたり、氷を口に入れて飲み込むということを覚えてもらおうとしていました。最初は魚に興味を示しても、おもちゃだと思うのか前肢や鼻先でつんつんする程度でした。だんだん口に咥えるようになり、振り回すようになり、、、、、そうこうしているうちに、突然!自分でちぎった魚を飲み込んだのです!!!最初は見間違いかと思いましたが、その日をきっかけにどんどんとスムーズに魚を食べるようになっていきました。まだ母乳も飲みつつ、魚も食べつつですが、順調に離乳が進んでいます。現在はトレーニングも始めていて、ターゲットと呼んでいるアバのついた棒にタッチすることを覚えている最中です。 アシカのお食事タイムの際、ハクは基本的にお客様からはあまり見えない位置で餌を食べていることが多いですが、アザラシのお食事タイムが始まるとアザラシの近くをウロウロし始めるので、ぜひその様子もご覧ください。

哺乳類

2026.05.08

  • #カリフォルニアアシカ
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