この時期になると、新社会人も新学期を迎えた学生の人も緊張が少しずつ解け、ホッとひと息つくことができるのではないかと思います。

海遊館でも4月から仲間入りすることになった新メンバーがいます。それがこちら、


黒いタツノオトシゴの仲間、「クロウミウマ」です。
（→「思わず口をとがらせたくなる？」）

タツノオトシゴと言えば、これからの時期にメスがオスの育児嚢という袋に産卵し、2週間程でオスの育児嚢から稚魚が出てきます。
オスが自分の育児嚢に産卵してもらうためには、メスにお腹を縮ませて「卵持ってないよ〜」と前後に動く行動をします。是非とも見てみたいですね！


当初は、怖がって同じ水槽に入っているニセクロナマコに尾を絡ませたり、フラフラと落ち着きなく漂ったりしていましたが、今では少しずつ慣れてご飯をたくさん食べてリラックスしてくれています。

皆さんもクロウミウマのようにゆっくり新生活に慣れていってくださいね。