日本の森の近況(2020年7月)

そろそろ梅雨も明け、本格的に暑い季節になってきました。
「日本の森」の植物も少し変化してきたのでご紹介します。

カワウソ水槽の滝近くの岩場に生えているイワタバコの花が咲きました。

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4月にイワタバコの花が咲くのを楽しみにしていたので、うれしいです。

オオサンショウウオと川魚の水槽の間に生えている、オオバギボウシも花が咲きました。

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花が咲いたのは1か月前のことなので、もう枯れてしまいましたが実をつけました。

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これが茶色く熟してくると、パカッと割れて種が出てきます。
この種は他の場所にも植えてみようと思っています。
オオバギボウシの花を見逃した方に朗報?です。
イワタバコが生えている岩場にあるオオバギボウシから花のつぼみが出てきました。もうすぐ花が咲くと思います。

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同じオオバギボウシなのに、なぜ花が咲く時期が1か月も違うのか?と考えました。
前者(先に咲いたもの)は土に植えており、後者(後に咲くもの)はコケの上に植えているという違いがあります。そのため、土に植えているほうが栄養分を多く受けるため、開花も早かったのでは?と思います。

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以前、ユキノシタでも土に植えた方だけ、花が咲いたことがありました。

土の威力?はすごいし、植物は面白いですねー!
カワウソもいますが、植物たちにもぜひ目を向けてみてください!

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