小さい秋見つけた

「日本の森」では先日もオシドリの冬羽へと換羽するようす
(過去ブログ⇒『オシドリ雄の羽のうつりかわり』) をお伝えしましたが、新たに小さな秋を見つけたのでご紹介します。

それはこちら。

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コナラの実。いわゆる「どんぐり」です。まだ小さく緑色なので、どんぐりの赤ちゃんといったところでしょうか。
どんぐりにはたくさんの種類があり、栗もどんぐりの一種です。形もさまざまで、殻斗(かくと)と呼ばれる帽子の部分や葉の形で種類が見分けられるので、公園などで見かけたらぜひ調べてみてくださいね。

また、どんぐりのなる木は葉が大きく平たい広葉樹ですが、落葉樹と常緑樹のどちらにも実をつくります。コナラは落葉樹で、秋に葉が枯れて茶色くなっても、葉柄の付け根に離層(葉が脱落する時にできる細胞層)がつくられないため、葉が落ちません。では、いつ落葉するかというと、新葉が生えてくる春に離層が形成されるというちょっと変わった種類です。落葉樹は秋になれば葉が落ちると思っていたので、ちょっと驚きました。

今回紹介したコナラはエスカレータを上がり、「日本の森」に入ったところにトンネルのように枝をのばしています。

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「日本の森」に入ったら、ちょっと見上げて、小さな実を見つけてみてください。

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