大きくなっても...

みなさまはウツボの仲間・ニセゴイシウツボをご存じでしょうか?
浅い海に生息し、サンゴ礁などの物陰に隠れているのが特徴のウツボで、海遊館では「グレート・バリア・リーフ」水槽で展示していますが、現在は30周年記念特別展「海遊館ミュージアム」でも展示しています。しかし、「海遊館ミュージアム」の個体はまだ幼魚です。

ペットボトルと比べてもご覧のサイズ。

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隠れていたら見落としてしまいがちです。
そんなニセゴイシウツボが成長した姿がこちら!

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同じペットボトルがとても小さく見えます。
幼魚の時とは異なり、強面なウツボになりました。

実はニセゴイシウツボは2m以上になる大型種で、成魚と幼魚の模様が黒い点の大きさなど、あまりにも異なることから、別種と思われていた時代もあったとか。
名前の由来はこちらをどうぞ。(過去ブログ⇒「ニセモノ?ホンモノ?」

しかし、どんなに大きくなってもサンゴの陰に隠れるのは変わらないようで、顔だけ出して口をパクパクさせています。
色鮮やかな魚たちに注目してしまう「グレート・バリア・リーフ」ですが、ぜひニセゴイウツボにも注目してみてください!

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