無脊椎動物
2026年03月04日
こんにちは。少しずつ暖かく、日が出ている時間も長くなり、春に近づいていると感じるようになってきましたね。
海遊館では例年1月に2日間の休館日をいただいています。
休館日なので、飼育員も休める!!...という訳ではありません。
普段できない水槽の水を全部抜いて掃除をしたり、設備の点検をしたりと大がかりな作業をするのが恒例行事です。毎年ひーひー言いながら、和気あいあいと作業を行っています。
今回はたくさんある作業の中で、普段お客様が見ることができない!?「グレート・バリア・リーフ」水槽の自壊サンゴ大掃除作戦を紹介します!
自壊サンゴとは水槽中央にある、直径4m程の半円状になった大きな擬サンゴで「大きく成長したサンゴは時に自然の力の影響を受けて、割れてしまうことがある」ことをイメージしたものです。
自壊サンゴを展示通路から観ると大きな3つの塊に見えます。実際は1本1本掃除ができるように取り外しが可能で、約200本のパーツで形成されています。
毎日飼育員が潜水し掃除していますが、よく見るとコケや汚れがたくさん...。
そうです、今回はこれを全部抜いて綺麗にして、元通りにする作戦です。
サンゴの1つ1つに番号が割り当てられていて、正しい場所に正しい方向で入れないと綺麗な自壊サンゴの形に戻らなくなってしまうため、至難の業です。
↓ 汚れているサンゴを抜いたときの画像です

↓ 自壊サンゴの内側は空洞になっていて、中に入ってこのサンゴはここだよーと指示する人とサンゴを戻す人とで2人1組で作業します。と、簡単に書きましたがとても根気がいる作業でした。
空洞内の暗さと濁りの中でサンゴの番号を覚えて、水中でコミュニケーションを取りながら行う大変な作業で丸1日かかりました。達成感と疲労感でいっぱいになった飼育員でした。
綺麗になった「グレート・バリア・リーフ」水槽ぜひ、見てください!
肉眼で見ていただくほうがとっても綺麗です!
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