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エトピリカの餌の食べ方の変化

2026年03月25日

エトピリカは、主に小型の魚類などを主食とする海鳥です。
野生では、一度に複数の魚をくちばしにくわえる行動が知られており、特に繁殖期には親鳥が巣で待つヒナのために、魚を横並びにして運ぶ様子が観察されています。
この行動は、くちばしの内側にある小さな突起(トゲ状の構造)によって魚をしっかりと保持できるため可能だと考えられています。

海遊館ではこれまで、エトピリカの餌としてシシャモやイカナゴを丸ごと与えてきました。
しかし最近では、シシャモを半分にしたり、5等分の切り身にしたりと、さまざまな形で与える方法も試しています。

海遊館のエトピリカは、これまで基本的に魚を1尾ずつ丸のみするようにして餌を食べることが多く見られていました。ところが、シシャモの与え方を変えたことで、食べ方にも少し変化が見られるようになりました。

それがこちらです。

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くちばしに複数の切り身をくわえているこの個体は、海遊館で暮らすエトピリカの「ちりっぷ」です。ちりっぷはこれまで繁殖を経験している個体でもあります。

普段は1尾ずつ食べることが多い ちりっぷ ですが、この日は口いっぱいに切り身をくわえる姿を見せてくれました。今回のように切り身を複数くわえる姿は、そうしたエトピリカ本来の行動を感じさせる場面でもありました。

餌の与え方を少し変えるだけで、こうした新しい行動が見られるのも飼育の面白さのひとつです。これからも ちりっぷ をはじめ、エトピリカたちのさまざまな行動を観察していきたいと思います。

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