皆さんこんにちは!今回はペンギンの身体の特徴を一つ皆さんにご紹介したいと思います!
今回ご紹介する特徴は写真にあるオレンジの丸で囲われているこれ!!!
皆さんはこのお腹に見える線が何か知っていますか?
この線は卵をお腹で温める鳥類が持つ特徴の一つで、この部分を「抱卵斑」といいます。
この「抱卵斑」はペンギンが卵や雛をお腹の下で温める際に使われます。そのためこの部分だけ羽が生えておらず、体温の熱をそのまま卵や雛に伝えることが出来るんです!
しかし見てください。これは大人のミナミイワトビペンギンの写真ですが、先ほどの抱卵斑の線がどこにも見当たりません。
実はこの抱卵斑は卵や雛を温める時期と、先ほどの写真のように大人になる前の雛の間でしか見られないんです!
大人のペンギンは通常この抱卵班が羽でおおわれており、泳いでいる時に冷たい海水が皮膚にふれないようにすることで、体温を保っています。
そのためこの抱卵斑を見ることができる期間は、私たち飼育員にとっても少しの間しかありません。
(現在のミナミイワトビペンギンがいる水槽では見ることができません。)
ペンギンの繁殖シーズンに来館されたときは、是非新しい見どころとして追加してみてくださいね!
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