特設水槽のミズダコ、朝に見るとだいたい岩の間でじっとしていることが多いのですが...


中央にいるのがわかりますでしょうか？

先日、閉館間際に水槽を見ると、黒っぽいものが横切りました。


なんだろうと目を凝らしてみると、なんとミズダコが泳ぎ、移動しているではありませんか。


基本、ミズダコは夜行性ですが、夏期は昼間も活発に行動することもあるようです。
でも、私はあまり動いているミズダコは見たことがなく、なんだか新鮮でした。

移動先は写真左の水が噴き出している岩の前。


ミズダコはその名のとおり体に水分を多く含んでおり、皮膚がたるんでいるためか、この場所にいると皮がピロピロと動いているのをよく見かけます。まるでジャグジーのようですが、とても不思議な光景です。
みなさまもこの場所を確認してみてくださいね。揺れる皮膚が見られるかも。

ところで、私が気になったのは別の岩にいたイトマキヒトデの仲間です。
体より大きな餌のアジに取り付いていました。


欲張りだなあ...
ヒトデはおもしろい姿をしているので、今日はどんな姿かな？と探すのも、この水槽の楽しみです。