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海洋生物研究所「以布利センター」

以布利通信vol.110「花よりイモリ」

2026年04月01日

すっかり春の陽気につつまれる今日この頃、高知県は最高気温が20℃を超える日も出てきており、日中は半袖でも快適に過ごせるようになっています。
春を代表する花といえば菜の花ですが、以布利センターの近くでも、美しい菜の花畑が広がっています。花粉症の私は、車の中から眺めるだけで鼻がムズムズしてきたため、写真を1枚撮って退散。。。

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本日のお目当ては春を感じることができるこちらの生きものでした!

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枝に隠れたこの生きものは「アカハライモリ」です。

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アカハライモリはその名のとおり腹側が赤く、皮膚にフグと同じ "テトロドトキシン" という毒をもつことで知られています。高知県のレッドリストでは保全すべき "注目種" に指定されている貴重な生きものです。
なぜ、アカハライモリが春を感じられる生きものかというと、アカハライモリのオスは、繁殖期である春になると、尾の付け根が膨らみます。

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今回観察をした個体もしっかりと尾の付け根が膨らんでおり、繫殖期を迎えたオスであることがわかります。
地元の方にお話を聞くと、「昔は春に田んぼに水を張るために用水路の水栓をあけると、うじゃうじゃ出てきたがよ~」とおっしゃっていました。
今は昔に比べると、田んぼが減り、彼らを見かけることも少なくなったそうです。
うじゃうじゃのアカハライモリに囲まれたかったなと、少し寂しくなりましたが、元気に繁殖期を控えている彼らを見て、彼らのような生きものたちのために少しでも自分ができることをしよう!と、ごみを拾って帰りました。

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