ミナミイワトビペンギンの繁殖期がやってきた

今年も「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽に暮らすミナミイワトビペンギンたちの繁殖期になりました。そこで、ペンギンたちが立派な巣を作れるように、巣の材料(巣材)として "よしず" をバラし短く切ったものを水槽内に投入しました。

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▲準備した巣材を水槽の床に置いていきます

実はこの巣材の投入のタイミングは、普段は見られない巣材に色めきだったペンギンたちの興奮ぶりを見られます。
巣材を入れた瞬間から、ペンギンたちが集まり、それぞれの巣へ巣材を運んで行きました。
では、そんな巣材を集めるペンギンたちの様子をどうぞご覧ください!


▲何度も巣材を取りに行ったり来たり


▲今度は隙を見て他のペンギンの巣から巣材を盗む...


▲どの巣材にしようか迷うペンギンも


こんな風にして水槽内一面にばらまいた巣材は、ものの15分でほとんどペンギンたちによって片づけられました。

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繁殖期には巣作りの他にもペアのコミュニケーションも活発に見られたりします。例年通りであれば、5月頃にも産卵することと思います。どうぞ楽しみにしていてください。

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