世界へピョンピョン 国際ペンギン会議参加報告 Part4

今回は、「バルパライソとビニャ・デル・マールの街編」です。

第11回国際ペンギン会議の会場である「ビニャ・デル・マール」に向かう途中に、「バルパライソ」という街があります。



バルパライソは街並みが美しく、世界遺産として登録されています。観光ガイドさんのお話では、「バルパライソ」という名前は「バル=谷」「パライソ=パラダイス」という意味だそうで、「天国の谷」と訳されているようです。また、昔は太平洋と大西洋を結ぶ重要な航路の中継地の港として栄え、航海士からは「太平洋の宝石」と呼ばれていた街だそうです。
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では、世界遺産の美しい街並みとはどのようなものか、ほんの一部分ではありますが紹介させていただきます。
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家の壁が色とりどりに塗られていて、斜面に建てられた家々がとてもカラフルです。
観光ガイドさんから、自分の家をわかりやすくするために、いろいろな色に塗ったんだと教わりましたが、調べるといろいろな理由があるようですね。

また、街のいたるところに壁画も描かれています。
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階段もカラフルに塗られて、町全体がアートといった感じです。
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バルパライソから北に向かうと車で20分程でビニャ・デル・マールに着きます。
こちらはリゾート都市で、夏場に避暑地として訪れる人が多いようです。

今回は春先(チリは南半球なので)のため、ビーチには人は少なかったのですが、広いビーチに公園(遊園地?)のようなエリアもあり、他にも観光スポットがいくつもありました。
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ビーチの近くの海岸には自然保護区もあり、そこには多くの海鳥とアシカの仲間のオタリアの群れがいましたが、そのお話はまた今度紹介します。

考古学博物館にはモアイ像が佇み、イースター島がチリだったということを思い出させてくれました。
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ビニャ・デル・マールでは会議の為、約1週間滞在していましたので、次回Part5では「チリの日常の様子」をお届けします。

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