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魚類

ハゼとエビの関係性

2026年06月13日

先日、「ぐるぐるサンゴ展」のサンゴ水槽前を通りかかった際、ハゼの仲間とエビが一緒にいるのをちらりと見かけましたので、あらためてじっくり観察することにしました。

あっ、いた、いた!
黄色いギンガハゼです。

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頭部から第一背びれあたりにある青い斑点が散らばるようすが「銀河」のようだということで名前がつきました。

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カメラを向けると、穴に引っ込んでしまいましたが、しばらくすると慣れてきたみたい。
ところで、エビは??と思いつつ、見続けていると...

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用心しつつハゼの後ろからそろりそろりと出てきた!
このエビはテッポウエビの仲間・ニシキテッポウエビです。
「錦」と名前に入っている通り、きれいな模様です。はさみは平べったい形になっていて、砂を掘り起こすのに便利そうだなあ。

続いて観察していると、ハゼは穴を出てどんどん前に進んでいきます。

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エビははさみ足でハゼの尾をつかんでいますが、ハゼはさらに進んでいく...

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その後、エビは「これ以上は進めません!」とばかりにハゼからはさみ足を離し、バックして穴へ戻っていきました。あんたたち、意思の疎通とれてる??と思いました(笑)。

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このギンガハゼとニシキテッポウエビの関係、エビは砂底に巣穴を掘って生活し、その巣穴を隠れ家や繁殖場所としてハゼに提供する一方で、ハゼは巣穴の入口で見張り役となり、危険が近づくと尾でエビに知らせるという相利共生の関係にあるといわれています。
共生には片方の生物だけが利を得るものもありますが、この2種は互いに役立っている相利共生の形です。

最近の野生下での研究によれば、ハゼがニシキテッポウエビに尾で知らせるのは「敵が来た」という「警告」だけでなく、「ちょっと出ておいで」という「誘い出し」のサインもあるのだとか。
巣の外にエビを誘い出し、砂を掘り返してもらうことで、底に潜む小さな餌生物がわらわらとでてきますから、ハゼはそれをいただくというしくみです。ちなみにエビはハゼの糞を餌としていますから、餌の面でもお互いに助け合っているということなんです。
ただし、これは共生するハゼが底生動物を餌とする種類である場合に有効であり、プランクトン食のハゼに対しては、「誘い出し」はしないそうです。複雑だけどおもしろいですね!
では、ギンガハゼはどっちのタイプなのでしょう?私の予想では底生動物を食べるのではないかと思うのですが...。

それにしてもハゼの尾の振り方の違いを見てみたいものです!!
巣穴の中のようすを私たちは見ることができませんが、警告の場合はパシッパシッと素早く振り、誘い出しの場合はゆらゆらとゆっくり振るんだそうです。
なんとか見られるような工夫ができるとよいのですが。

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