まだまだ残暑が厳しいですが、夏といえば、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
夏休み、海水浴、スイカ、そうめん、セミの声......。思い浮かぶものはたくさんあります。では、「夏を感じる生きもの」と聞かれたら、何を思い浮かべるでしょうか。私にとってそれは、タコクラゲです。
7月末に、以布利センターで採集したタコクラゲが海遊館にやってきました。現在はバックヤードで飼育中で、搬入時は傘の大きさが1cm~5cmほどでしたが、約3週間で3cm~8cmほどに成長しています。
タコクラゲならではの魅力は傘に見られる水玉模様です。水槽の中では、リズムよく傘を動かし、水流にゆられながら元気に泳いでいますが、その姿を見ていると、「今年も夏が来たなあ」と感じます。
写真を見ると、水槽内が青く見えるかもしれません。これはタコクラゲの体内で共生している褐虫藻が光合成をしやすいように、青色のライトを当てて飼育しているためです。褐虫藻は光合成によって栄養を作り、その一部をクラゲに渡しています。
青色の光の中でふわりと漂うタコクラゲは夏の海を思わせる涼やかな雰囲気を感じると思いませんか?
ただいま展示に向けて、成長させているところです。間近でご覧いただける日まで、もうしばらくお待ちください。
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