今年も梅雨を前に「日本の森」でヤマアジサイが咲き始めました。
アジサイの語源は小さな青い花が集まるので「集真藍」=「あづさあい」となったのではないかといわれています。
でも、漢字では「紫陽花」と書きますよね。実は中国の「紫陽花」は別の花なのだそう。
ただ、太陽の光の下で咲く紫の花ということであれば、「紫陽花」のほうがそれらしい気もします。
こちらはテイカカヅラ。
花はこちら。
語源などはこちらをご覧ください → どこまで増えるかな?(「日本の森」のテイカカズラ)
最近、私の好きな某劇団のショーの中で、愛する式子内親王が亡くなり、トップスター演ずる藤原定家がテイカカヅラとなって内親王の墓にまきつく場面が出てきて「おう、これは!!」となりました。
ファンの方、ぜひご覧ください。
そして、こちらは初めて見る花。
ハコネウツギです。
花の色が白から紅色に変わるため、ゲンペイウツギと呼ばれることもあるそう。
ウツギは「空木」、「卯木」と示されますが、ハコネウツギのようにスイカズラの仲間、アジサイの仲間、ユキノシタの仲間など科や属が違うものがあります。「空木」は幹が空洞になっていることから、花が卯月(5月)に咲くから、この字があてられました。
また、ハコネウツギは「箱根」に多いというわけではなく、牧野新日本植物図鑑には「それは誤認」と書かれていました。なせ、箱根だったのでしょうね??
担当者曰く、「伸び放題だったので、今年はメンテナンス時にばっさり剪定しようと思ってた」そうですが、花も咲いたので、もう少し様子をみてもらいたいものです。
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