先日クラゲの勉強会で北海道の室蘭に行き、現地の海のクラゲを見ることができました。北海道の海はまだ海水温が低く10℃近くまで下がっていました。海に手を入れるととても冷たく痛かったです。
海水温が大阪湾と比べるとかなり低いため大阪湾では見ることのできないクラゲがたくさんいました。今回は2種類のクラゲを紹介します。
まずはこちらの写真を見てください 。
この白いぽつぽつ、実はすべてクラゲです。このクラゲはシロクラゲといい「海月銀河」でもおなじみのクラゲです。私も野生のシロクラゲを初めて見ましたがこんなにたくさんいるとは思いませんでした。(さすが北海道の海。。。)
続きましてこちらのクラゲです。
このクラゲは大阪湾でもよく見るミズクラゲでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。しかしこの個体はミズクラゲではなくキタミズクラゲといいミズクラゲとは別種のクラゲです。このキタミズクラゲの特徴は傘の縁の部分が褐色になります。
現在海遊館ではミズクラゲとキタミズクラゲの展示を行っているのでぜひ実際に見比べてみて下さい。
今回、この2種のほかにもいろいろなクラゲを見つけることができ、冷たい水域での生態を学ぶことができました。また機会があればほかのクラゲも紹介させていただきます!!
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