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魚類

しま模様の成り立ち

2025年06月13日

大阪といえば野球はタイガースという方も多いでしょう。
「ぎゅぎゅっとキュート」の新しい仲間はカゴカキダイです。
2506_kagokakidai_01.jpg
今は4cm前後の大きさです。

大きくなるとこんな感じ(こちらが「アクアゲート」のカゴカキダイ)。
2506_kagokakidai_02.jpg
大きさは6~7cmです。
魚のしま模様は頭を上にして考えるので、カゴカキダイは縦じま、後ろにいるヒレナガハギは横じまということになります。
黄色と黒のしま模様はいかにも虎っぽくないですか??
個人的には目にも黒い縞がつながっていて、目がきょろきょろ動くのが好みです。

今回、「ぎゅぎゅっとキュート」にスカウトしてきたカゴカキダイは高知県の以布利からやってきました。春先にはタイドプールなどにいるのだとか。
大阪に来たカゴカキダイはこんな感じ。
2506_kagokakidai_03.jpg
小さいものは大きさは2cm未満で、しま模様がまだ定かではありません。

このしまはどんな風に変わっていくのか?疑問がわき、ちょっと調べてみました。
海響館さんの観察によれば、カゴカキダイの卵径は1mmくらい、うまれた直後は1.5mmほど、しかし、54時間後には3mm前後に。そして、2週間後には4mmになるそうです。
しま模様の推移については日本産稚魚図鑑(沖山1988)やネットにでているものを参考にさせていただきました。フリーハンドなので、大きさがばらばらだったり、見にくいのはごめんなさい。
2506_kagokakidai_04.jpg

最初は紡錘形だったのがだんだん体高が高くなり、しまは最初は頭部や側線上、背びれの下などにでき、数も増えていくのがわかります。
3枚目の写真のおちびさんは下から3つめのような形、今展示にいるのは一番下が近いように思います。
カゴカキダイの名前の由来である頭のもりあがりも4cmくらいででてくるもよう。

こんなカゴカキダイ、しま模様の成り立ちを実際にご覧いただけるとうれしいです

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