タコクラゲ

最近「海月銀河」にタコクラゲがデビューしました。
タコクラゲは夏によく見られる種なのですが、今年は少し発生時期が遅れたようです。
高知県にある海遊館の研究所・以布利センターで採集してもらいました。

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クラゲの中ではよく泳ぐ種類で、ぴょこぴょこと拍動しているのと、傘の水玉模様がとてもかわいいからでしょうか、お客様からも人気があります。

タコクラゲは体全体が茶色っぽい色合いをしています。これは体内に褐虫藻という藻類が共生しているからです。褐虫藻は太陽光が当たると光合成を行い、栄養を作り出しますが、その一部はクラゲが使うことができます。
そんなわけで、この水槽は他よりも少し照明が明るくなっていますが、それには問題も...。
水槽が汚れて見えてしまう「コケ」も光合成をする生きものなので、明るくすればするほどコケも増えてしまうのです!
海月銀河の雰囲気を壊さないよう、タコクラゲの水槽をより念入りに掃除しています。

元気なタコクラゲを綺麗に見てもらえるようにがんばります!

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