新春は「ふく来る」
- 2015.01.02
- 魚類チームの日記
お正月ということで、「瀬戸内海」水槽では、ふく(福)に通じる魚「トラフグ」を展示しています。
このトラフグは東京大学大学院農学生命科学研究科附属水産実験所で研究されたオスです。
なんでオスってわかるんだ?という方は、ぜひ解説パネルをご覧ください。
さて、こちらの「ふく」は「パナマ湾」水槽。
朝、観察しているととても珍しいことが起こっていました。でも、朝の照明が暗い時間帯だったため、惜しい、とても惜しい映像です。
ハリセンボンは、敵に襲われたときなどに水を飲み込み、体を膨らませ、約400本ほどある体の針(棘)を立たせます。
これは自然界で天敵に襲われたときや、ヒトが網で捕らえるときに見られますが、飼育水槽でハリセンボンが膨らむ瞬間は見たことがありませんでした。
最高潮に膨らんだ瞬間は録ることができなかったのがくやしい...。
この時、周りに敵らしきものがいたわけでもないのですが、どうして膨らんだのかな?
「ふく」つながりで、新春初ブログとさせていただきます。
みなさまに今年も福がたくさんありますように!
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