2024.10.04
生きもの情報
オスのジンベエザメ「海」がやってきました!
10月2日(水)にオスのジンベエザメ(愛称:海(かい)、推定年齢7~8歳、全長4.7m、推定体重約700kg)を搬入し、3日(木)より一般公開しています。 海遊館で飼育していた2頭のジンベエザメのうち、オスの「海」に小型の記録装置(データロガー)を装着した後、故郷である太平洋へ放流し、自然の海での回遊経路の調査を開始しました。あわせて、高知県にある海遊館の研究所で飼育していたオスのジンベエザメを新しく「太平洋」水槽に搬入しました。 現在、メスの「遊」とともに、2頭で泳ぐ様子をご覧いただけます。海遊館では、オスのジンベエザメの愛称は「海」を引き継ぎます。 新しくやってきたジンベエザメ「海」 今回搬入したジンベエザメは、2024年7月23日に高知県土佐清水市の定置網に入網し、翌日に以布利センターに搬入しました。以布利センターでは餌付けや健康管理に伴うトレーニング、血液検査を行っており、海遊館搬入後は健康管理、生態研究を継続しながら「遊」とともに2頭展示を行います。
2024.09.03
生きもの情報
ジェンツーペンギンと海鳥エトピリカのヒナが誕生しました
「南極大陸」水槽と「アリューシャン列島」水槽で親鳥が子育て中です 2024年8月7日にジェンツーペンギン、8月18日にエトピリカのヒナが、それぞれ1羽ずつ誕生しました。 ジェンツーペンギンのヒナ (8/28撮影) エトピリカのヒナ(9/3撮影) ジェンツーペンギンのヒナは現在、「南極大陸」水槽で親鳥と暮らしています。時折、ヒナに口移しで餌を与える等の子育ての様子をご覧いただけます。誕生直後は親鳥の体に隠れて見えないくらいの大きさでしたが、今では体重が1㎏を超えるほどに成長しました。 エトピリカのヒナは、2021年に海遊館で誕生した「ちりっぷ(オス)」が初めてメスとペアを形成し、誕生しました。エトピリカの継代繁殖(館内で誕生した個体が、次世代の繁殖に携わること)は、海遊館では初となります。 現在は「アリューシャン列島」水槽の巣穴の中で子育てをしているため、ヒナの姿や子育ての様子はご覧いただけませんが、生後約50日ほどで巣立ちを迎える予定です。両種のヒナを通して、生命誕生のすばらしさをお伝えできればと思います。 「南極大陸」水槽と「アリューシャン列島」水槽の親鳥の子育ての様子 今回誕生したヒナについて [ ジェンツーペンギン]産卵日:2024年6月30日(日)孵化日:2024年8月7日(水)性 別:不明 体 重:79.2g (孵化直後)約1200g (9月3日) [ エトピリカ]産卵日:2024年7月8日(月)孵化日:2024年8月18日(日)性 別:不明 体 重:54.0g (孵化直後)約160g (9月3日)親 鳥:父「ちりっぷ」(2021年海遊館生まれ)、母「けろち」
2024.07.01
生きもの情報
ミナミイワトビペンギンの雛が誕生しました。
展示水槽で子育ての様子をご覧いただけます。 2024年6月4日(火)に、ミナミイワトビペンギンの雛が誕生しました。現在は、ミナミイワトビペンギンを飼育展示している「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽内で、親鳥が子育てをしており、時折、雛に口移しで餌を与える等の様子をご覧いただけます。雛の成長は順調で、飼育員は毎朝の体重測定や観察で健康状態をチェックしながら、子育てを見守っています。 ★6月22日(土)に今年2羽目の雛が誕生しました。1羽目、2羽目とも順調に成長しています。※生物の状況により、予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。また、通常はご覧いただけない雛の体重測定を、飼育員の解説付きで公開実施する特別イベント「のびのびイワトビ!」を開催します。詳細、お申込みはコチラ ミナミイワトビペンギンの親子(6月6日撮影) ミナミイワトビペンギンの雛について【孵 化 日】 2024年6月4日(水)【展示場所】エントランスビル4F「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽【性 別】不明【体 重】63.8g(孵化直後)約177g(6月10日時点) →約1.4kg(7月1日時点) 2羽目の雛の子育ての様子(6月26日撮影) 2羽目のミナミイワトビペンギンの雛について 【孵 化 日】2024年6月22日(土)【展示場所】エントランスビル4F「フォークランド諸島(マルビナス)」水槽【性 別】不明【体 重】64.8g(孵化直後)約200g(7月1日時点)
2024.04.17
生きもの情報
「ちびうそ」たちがいよいよデビュー! 昨年誕生したコツメカワウソ3兄弟が「日本の森」へ登場します
2024年4月24日(水)より、コツメカワウソのオスの3兄弟「ヒノキ」「ブナ」「ミョウガ」が「日本の森」水槽で展示デビューします 2023年8月、コツメカワウソの赤ちゃんが4頭誕生しました。海遊館でのコツメカワウソの繁殖は10年ぶりで、バックヤードで親が子育てを行う中、毎朝の体重測定や生後約40日頃に行った離乳訓練、おもちゃで遊ぶ様子などを、Instagramライブやブログ海遊館日記で「ちびうそ」と題しご紹介してきました。今回3頭は、現在バックヤードで同居しているおとなの「ミウ」とともに「日本の森」へ登場します。バックヤードよりも深く広いプールや滝、水中を泳ぐアユなど、展示水槽はちびうそたちの「はじめて」がたくさんあります。新しい刺激にふれながら成長していくちびうそたちを、これからも見守っていただけると嬉しいです。なお、4兄妹唯一のメス「シイ」は、母親「センティ」とともに「NIFREL(ニフレル、大阪府吹田市)」で一足早く展示デビューしています。 左から「ミョウガ」「ブナ」「ヒノキ」の3兄弟と「ミウ」(4月16日撮影) 展示情報 日 時:2024年4月24日(水) ~展示場所:館内7-8F「日本の森」水槽個体愛称:「ヒノキ」「ブナ」「ミョウガ」*いずれもオス同居個体:「ミウ」5歳・オス、2021年に香港オーシャンパークから搬入※生物の状況により、予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。
2024.01.22
生きもの情報
※展示終了しました 海遊館初!「バレンクラゲ」「ヨウラククラゲ」の展示を開始しました
※展示終了いたしました。「バレンクラゲ」「ヨウラククラゲ」はどちらも群体性のクラゲで、「個虫」と呼ばれる個体が複数集まり、それぞれが体の各部位ごとに役割を分担しています。普段は外洋で生活していて、両種ともに海遊館での展示は初めてとなります。 ▲バレンクラゲ▲ヨウラククラゲ 場 所 館内「海月銀河」 種 類 ・バレンクラゲ・ヨウラククラゲ ※予告なく展示を終了する場合があります。 バレンクラゲ 体上方の「泳鐘(えいしょう)」を動かすことにより遊泳する他、泳鐘部の頂端には浮き袋の役割がある小さな気泡体を持つ。体下方の「感触体」は青みがかった紫色やピンク色、オレンジ色など多彩。 ヨウラククラゲ 装身具、仏具の「瓔珞(ようらく)」に似ていることが名前の由来。体後方の「栄養部」には触手や生殖体が備わっている。風や波によって接岸することがあるが、強い毒を持つため注意が必要。
2024.01.17
生きもの情報
「マガキ」の展示を開始しました ※展示を終了しました。
地元・大阪湾産のマガキです。 ※展示を終了しました。海遊館の面する大阪湾では、マガキの養殖が行われています。マガキはプランクトン等を食べることで水質を良くする働きがあり、また、養殖場となる「カキ棚」は小さな生き物たちの住処にもなっています。大阪湾のマガキ養殖は阪南市の西鳥取漁協が2016年頃から開始し、今では地元の名物となっています。海遊館では、大阪湾が上質なカキが育つ豊かな海であることをお伝えしたいという想いから、昨年度より同漁協で養殖されたマガキを冬季限定で展示しています。 場 所 館内「特設水槽」 種 類 マガキ ※予告なく展示を終了する場合があります。 マガキ 東アジア原産の二枚貝の仲間で、日本でも各地の沿岸域に広く分布する。海中のプランクトンや有機懸濁物をろ過摂食する生態が、生息海域の水質浄化に大きく貢献している。食用としても広く知られており、大阪湾では南部の泉州沖で2016年頃からマガキ養殖が行われている。
2023.12.05
生きもの情報
飼育員が北極で採集した北極の生き物たちを追加展示!展示作業を一般公開します
館内「北極圏」にて、飼育員が北極で採集した生き物たち10種40点を展示します 2023年12月8日(金)の11時から、館内「北極圏」水槽への展示作業の様子をご覧いただきながら、飼育員が解説を行います。 2023年6月28日から8月1日までの約1ヶ月間、北海道大学の練習船「おしょろ丸」が実施した北極航海調査に飼育員が同行し、魚類やエビ・カニなど約40種400点の生き物を採集しました。クリオネなど一部の生き物は8月4日から展示中で、今回、海遊館初展示となる「クサウオの仲間」を含む10種40点を新たに追加展示します。 ▲クサウオの仲間(海遊館初展示種) ▲ワトルドイールパウト(海遊館初展示種) 「展示作業の一般公開」について 日 時:2023年12月8日(金) 11:00~11:15(約15分間)展示場所:館内エントランスビル3F「北極圏」展 示 種:ワトルドイールパウトなど、計2種 ※生物の状況により、予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。
2023.11.13
ニュース
ミニ企画展「ええとこあるやん!大阪湾」開催のお知らせ
「大阪湾の豊かさや魅力」を紹介する企画展です! 本企画展では、大阪湾の漁業や郷土料理の紹介を始め、大阪湾のいきもののつながりや飼育員イチオシの大阪湾の紹介など、さまざまな角度から大阪湾のええとこを紹介します。マダコの水槽展示や、大阪湾の漁業についての映像も放映しています。 ミニ企画展「ええとこあるやん!大阪湾」について 開催期間:2023年11月10日(金)~ 2024年11月4日(月・祝) 場 所:海遊館メインビル4F(ビューイングルーム) 料 金:無料(海遊館入館料に含む)
2023.10.17
生きもの情報
コツメカワウソの赤ちゃんが誕生しました!
バックヤードで4頭の赤ちゃんがすくすく成長中です 2023年8月23日(水)から24日(木)にかけて、バックヤードにてコツメカワウソの赤ちゃんが4頭誕生しました。海遊館でのコツメカワウソの繁殖は、2013年以来10年ぶりです。赤ちゃんの展示デビューは来春以降になる予定で、それまでは飼育員によるブログ「海遊館日記」やライブ配信で成長の様子をお伝えしてきます。 コツメカワウソの赤ちゃん(8/29撮影)コツメカワウソの赤ちゃん(10/17撮影) コツメカワウソの赤ちゃんについて ■生年月日 : 2023年8月23日(水)~24日(木)■頭数 : 4頭(オス3頭、メス1頭)■全長 : 約18cm(8月29日時点)→ 約24cm(10月11日時点) ■体重 : 118~128g(8月29日時点)→ 508~536g(10月17日時点) ■両親 : 母親...「センティ」5歳、2021年に香港オーシャンパークから搬入 父親...「ビジュ」8歳、2022年に埼玉県こども動物自然公園から搬入 担当飼育員コメント センティとビジュに新たな家族ができ、母仔ともに健康でホッとしております。コツメカワウソは生息地での個体数が減少しており、海遊館は域外保全の一環として、繁殖生理や飼育技術の向上、保全の普及啓発に取り組んできました。国内の飼育数は増加していますが、血統の偏りが課題となっており、海遊館では新たな血統を導入できるように努めてきました。今回の繁殖はこのような課題に取り組む上でも非常に重要な意義を持つもので、大変嬉しく思っています。
2023.09.19
生きもの情報
オウサマペンギンの雛が2羽誕生しました!
「南極大陸」水槽で子育ての様子をご覧いただけます 2023年8月11日(金)と9月3日(日)に、オウサマペンギンの雛が2羽誕生しました。2羽ともに「南極大陸」水槽で過ごしており、愛らしい姿をご覧いただけます。海遊館は、雛と子育ての様子をご覧いただくことで、生命誕生のすばらしさを感じていただければと考えています。 8月11日に生まれたオウサマペンギンのヒナ(9/19撮影)9月3日に生まれたオウサマペンギンのヒナ(9/19撮影) 今回誕生した雛について [ 1羽目 (※)]産卵日:2023年6月16日孵化日:2023年8月11日性 別:不明 体 重:171.9g (出生直後) 4.2kg(9月19日時点) [ 2羽目 ]産卵日:2023年7月6日孵化日:2023年9月3日性 別:不明 体 重:210g (出生直後) 706g(9月19日時点) ※1羽目の雛は、葛西臨海水族園で得られたオウサマペンギンの受精卵を、海遊館へ輸送し、孵化させました(詳細後述)。孵化後は「南極大陸」水槽で暮らしているペアが仮親(親代わり)となり、子育てをしています。 オウサマペンギンについて 和名:オウサマペンギン英名:King penguin学名:Aptenodytes patagonicus 南極大陸周辺地域に生息。ペンギン目内で2番目に大きなペンギンで、体長約90cm、体重約12kg程に成長する。海遊館では今回の雛を含め計47羽の雛が誕生しています。 オウサマペンギンの繁殖の取り組みについて 海遊館と葛西臨海水族園は、ミナミイワトビペンギンを中心にペンギン類の繁殖生態の解明、人工繁殖技術の確立等を目的とした共同研究に取り組んでいます。今回、共同研究の一環で、葛西臨海水族園で得られたオウサマペンギンの受精卵を、新幹線を利用して海遊館へ輸送し、孵化させました。受精卵輸送は生体の移動と比較し、移動がペンギンに与える負担の軽減、検疫期間や検疫中の飼育スペース確保を必要とせずに新たな血統個体を導入できる等の利点がありますが、オウサマペンギンではマニュアル化された受精卵輸送技術がありません。受精卵輸送技術の向上が、本種の「種の保存」に繋がると考えています。