2018.02.01
生きもの情報
【開催中】ミニ企画展『カワウソおったー!!コツメカワウソのホントのおはなし』
ミニ企画展『カワウソおったー(Otter)!!コツメカワウソのホントのおはなし』を開催中 開催期間2018年1月26日(金)~ 4月8日(日)(予定) 時 間海遊館営業時間と同じ 場 所海遊館4F ビューイングルーム 料 金海遊館入館料に含む 問合せ海遊館インフォメーション06-6576-5501
2017.10.10
生きもの情報
たくさんの感動をありがとう!ラッコの「パタ」が天寿を全うしました
たくさんの感動をありがとう、パタ。そして、パタをたくさん愛してくれてたみなさん、ありがとうございます。 平成29年10月10日(火)朝4:00、海遊館生まれのラッコ「パタ」が亡くなりました。21歳でした。一般にラッコの寿命は15~20歳と言われていることから大変長寿で、国内の水族館生まれのラッコとして最高齢でした。「パタ」は平成8年6月28日に海遊館で生まれたメスのラッコです。生まれた当初から海遊館で暮らし、赤ちゃん時代にはぷかぷか水面を泳ぐ母親ラッコのお腹の上に乗る姿が愛くるしいと、話題になりました。性格はいたずら好きでやんちゃ。可愛らしい姿の写真がWEB上で何度も話題になったり、毎年6月28日の誕生日にはお客様からお誕生日カードを受け取ったり、誕生会イベントへの参加に応募者が殺到したりと、日本中にたくさんのファンがいたこともパタならではです。パタはラッコの中でも一番トレーニングで出来るようになった動作が多く、陸上での握手や、口をパカッと開ける動き、自ら体重計に乗る行動などが出来ました。このような多様なトレーニングが上手く出来たからこそ、長年こまめにケガや体重、体調のチェックなど健康管理を行うことができ、しっかりと長生きをしてくれました。パタは平成29年10月3日(火)頃から体調に変化があり、8日(日)からバックヤードで24時間体制でケアを続けましたが、老衰により天寿を全うしました。なお、海遊館では現在ラッコの展示を行っておりません。◆担当者から "パタは海遊館で誕生し、21年間その姿を見てきました。ラッコのなかでもひときわ「わがまま」という個性があって、たくさん困らせてくれました。ラッコの中でも小柄で、丈夫な体ではないように思っていたが、いつのまにか水族館生まれとして国内最高齢にまでなっていました。本当によくがんばってくれました。この数年は1頭での生活だったので、飼育員たちが出来るだけパタに会いに行き、生活に刺激を与え健やかに暮らしてくれるよう見守ってきました。そんな毎日の中で、私をはじめ飼育員たちはみな、パタから学ぶことがたくさんありました。感謝しています。今はすごく悲しくさみしいですが、パタには本当にありがとう!と伝えたいです。"(海遊館 飼育展示部海獣環境展示チーム マネージャー地本(パタ誕生時より海獣担当) ◆パタを愛してくださったみなさまへ ラッコのパタを大切に想ってくださってきたみなさま、本当にありがとうございました。たくさんの魅力で、ラッコと海の生きものの素晴らしさや不思議さを教えてくれたパタに、海遊館は感謝しています。海遊館では、パタへの感謝を伝える場を設ける予定です。パタを愛してくださったみなさまからのお気持ちも、その際にお受けできるよう検討しておりますので、お待ちいただきますようお願いいたします。 ◆ラッコのパタについて 愛 称:パタ性 別:メス年 齢:21歳(平成29年10月10日現在)誕生日:平成8年6月28日(海遊館生まれ)特 徴:かわいい顔して、かなりの気分屋。よく飼育員を悩ませている。おやつでもらう、氷とカニが好き。しかし気分によっては食べずに捨てる飼育員泣かせなラッコ。しかしそんな姿さえもが魅力的で、21年間、海遊館の飼育員はもちろん日本中にファンを持つアイドルのようなラッコ。その魅力で、「ラッコ」という生きものの素晴らしさや不思議さを広く私たちに伝えてくれた。 ◆海遊館とラッコについて 海遊館ではラッコが不在となりますが、開館以来27年間取り組んできた飼育経験と知識を、ラッコの保全・保護活動に役立てていきたいと考えています。ラッコの生態研究を今後も継続して行い、自然で暮らすラッコの保護・保全活動の一助となれるように取り組んで参ります。
2017.06.07
ニュース
ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが誕生しました!
新体感エリアの「フォークランド諸島」水槽で、愛くるしい姿の赤ちゃんと微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。 2017年6月7日(水)の朝、ミナミイワトビペンギンの赤ちゃんが1羽誕生しました。一般公開中の「フォークランド諸島」水槽では、愛くるしい姿の赤ちゃんと微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。現在は親鳥が熱心に子育てをしています。赤ちゃんは親鳥のお腹の下に隠れていますが、親鳥が動いたタイミングなどに顔を出し、ピーピーと鳴く様子をご覧いただけます。 今回誕生したミナミイワトビペンギンの赤ちゃんは、人工授精を行った親鳥から産まれました。昨年、海遊館ではミナミイワトビペンギンの人工授精に世界で初めて成功しましたが、今回はさらに発展させた試みとして、凍結した精子を用いて人工授精を行いました。人工授精による赤ちゃんであるかどうかは、DNA検査を行い約1ヶ月後に判明する予定です。人工授精であることが確認できた場合、ミナミイワトビペンギンにおける凍結精子を用いた人工授精として、世界で初めて成功したことになります。
2017.04.05
生きもの情報
国内水族館初展示の "ミクロドイバラモエビ" など、深海性のエビ、カニ類を展示します
海遊館4階の「日本海溝」水槽にて、4種のエビやカニを追加展示! 海遊館では、高知県立海洋深層水研究所と共同で、室戸岬周辺の深海生物について研究を行なっています。今回、共同研究の一環で、深海にすむミクロドイバラモエビ(国内水族館初展示)をはじめ、高知県室戸岬周辺で確認された4種のエビやカニを展示します。 ◆ ミクロドイバラモエビ 学名:Lebbeus tosaensis高知県室戸市の海洋深層水研究所の深層水取水ラインに迷入した非常に小型のエビです。同研究所が新種として発表しました。国内水族館での展示は初めてです。◆オオホモラ学名:Paromola japonica第5脚を背面側に折り曲げることができ、この脚を使ってカイメンやカイガラなどを背負って身を隠します。◆オキノスジエビ学名:Plesionika narval水深200~300mに生息するジンケンエビ属の仲間です。春から初夏には30m以浅で発見されることもあり、大群をなすことから繁殖のために浅海に移動してくるのではと考えられています。◆ツノワラエビ学名:Eumunida dofleiniカニのような姿をしていますが、温帯域の深海域に生息するワラエビ科のエビです。 ※今回展示する生物は、詳しい生態がわかっていないため、予告なく展示を終了する場合があります。
2015.10.06
ニュース
オウサマペンギンの赤ちゃんが誕生しました!
9月25日(金)、「南極大陸」水槽でオウサマペンギンの赤ちゃんが誕生しました。 《産 卵 日》 平成27年7月31日(金) ※卵の長径102.0mm、短径71.0mm、重量273.3g 《ふ 化 日》 平成27年9月25日(金) ※産卵後56日目、体長約10cm(目測)、体重186.9g 《雛の大きさ》 体長約15cm(目測)、体重511g ※10月6日現在 赤ちゃんはまだまだ小さいため、親鳥のおなかの下からわずかに顔をのぞかせるくらいです。これからぐんぐん成長し、かわいらしい姿が見られるように飼育スタッフが見守ります。 「南極大陸」水槽では、アデリーペンギン2羽(6月21日と6月23日)とジェンツーペンギン(7月20日)が誕生し、それぞれ元気に成長しています。
2015.07.30
生きもの情報
ジェンツーペンギンの赤ちゃんが誕生しました!
海遊館のペンギン ベビーラッシュ! 7月20日に「南極大陸」水槽でジェンツーペンギンの赤ちゃんが誕生しました。まだ小さい赤ちゃんの愛くるしい姿と微笑ましい子育ての様子をご覧いただけます。《産 卵 日》 平成27年6月17日(水) *卵の長径約73.6mm、短径約53.4mm、重量約117.6g《孵 化 日》 平成27年7月20日(月) *産卵後33日目《雛の大きさ》 体長約12㎝、体重346g(体長は目測、7月29日現在) 現在、「南極大陸」水槽では、6月に誕生した2羽のアデリーペンギンが大きく成長しています。またオウサマペンギンが産卵し、2組のペアがオウサマペンギンらしい特徴的なスタイルで卵を温めていて、ペンギンたちの繁殖シーズンが続いています。▼抱卵中のオウサマペンギン(2ペア) 今回誕生したジェンツーペンギンの赤ちゃんは、子育て経験の豊富なペアが育てています。産卵したのは別の個体ですが、貴重な生命を大切に育てることを優先し、卵が割れてしまわないよう孵卵器で管理したのち、孵化の直前にベテランペアに卵を託しました。6月に生まれた2羽のアデリーペンギンの赤ちゃんは、巣の外に出てうろうろ歩きはじめるほどに成長しました。またオウサマペンギンの抱卵行動は独特で、足の上に置いた1つの卵に、お腹のたるみを被せるようにして温めます。
2015.07.02
生きもの情報
カリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれました!
平成27年6月30日(火)の夜、「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました。 母子ともに元気で、生まれて1時間後には授乳の様子も確認できました。 今回出産したカリフォルニアアシカは愛称「リップ」(18歳)、父親は「ルーク」(26歳)で、リップは今回が5回目の出産です。 リップは口先で赤ちゃんに乳を飲むようにうながすなど、赤ちゃんをとても大切にしながら上手に子育てをしています。 「モンタレー湾」水槽には、赤ちゃんの父親であるルークだけではなく、平成26年5月にスミレが出産した「レオ」(1歳)も一緒に暮らしています。 誕生したばかりの赤ちゃんが、アシカファミリーの新たな一員としてすくすく育ってくれるよう、しっかりと成長を見守っていきたいと考えています。【今回生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんについて】《生年月日》平成27年6月30日(火)《生まれた場所》 海遊館7階「モンタレー湾」水槽内《出生時の赤ちゃんのデータ》 体長:約60cm(目測)、体重:6.9㎏(実測)、性別:未確認 【カリフォルニアアシカ】 英名California sea lion 学名Zalophus californianus鰭脚目(ききゃくもく)アシカ科。北太平洋東岸のみに生息します。成長するとオスは体長約200cm、体重約300kg、メスは体長約170cm、体重約100kgになります。オスは全身こげ茶色で、メスはやや淡いこげ茶色です。四肢が発達し、水中遊泳だけでなく、陸上歩行にも役立っています。一夫多妻で、1頭のオスが約30頭のメスや子どもを率いて「ハーレム」と呼ばれる群れを作ります。自然界では5~6月が交尾の時期で、妊娠期間は約1年間。通常1回の出産で1頭の子どもを産み、生後約1年間授乳を続けます。メスは3~4歳、オスは5歳前後で性的に成熟し、繁殖に関わります。
2015.06.25
生きもの情報
ペンギンのベビーラッシュ! 6月23日にもアデリーペンギンの赤ちゃんが誕生しました!
「南極大陸」水槽では、6月21日につづいて23日にもアデリーペンギンの赤ちゃんが誕生しました! ふ化したばかりの赤ちゃんは、ほとんどの時間を親鳥のおなかの下で過ごすため、その姿をほとんどご覧いただくことはできませんが、成長に伴い、愛くるしい姿と微笑ましい子育ての様子をご覧いただけるようになります。 6月23日に生まれたアデリーペンギンの赤ちゃん。バックヤードで健康状態を確認し、現在は親鳥が育てています。 【アデリーペンギンについて】 アデリーペンギン 英名:Adelie penguin 学名:Pygoscelis adeliae ペンギン科。成長すると体長約70㎝になる。頭部から背部にかけて黒く、目の周りにある白い輪(アイリング)が特徴。メスはオスに比べ、一回り小さいことが多い。南極大陸とその周辺の島々に生息。自然界での繁殖時期は10~11月で、丸い小石で周辺を囲んだ浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の繁殖で通常2個の卵を産む。小魚、オキアミなどを食べる。
2015.06.23
生きもの情報
アデリーペンギンの赤ちゃんが6月21日に誕生しました! かわいらしい姿をご覧いただけます。
平成27年6月21日(日)に、「南極大陸」水槽でアデリーペンギンの赤ちゃん1羽が誕生しました。ふ化したばかりの赤ちゃんは、ほとんどの時間を親鳥のおなかの下で過ごすため、その姿をほとんどご覧いただくことはできませんが、成長に伴い、愛くるしい姿と微笑ましい子育ての様子をご覧いただけるようになります。 アデリーペンギンは、小石を集めて巣をつくり、オスとメスが交替で卵を温め、およそ35日後に赤ちゃんが誕生します。子育てもオスとメスが協力して行い、赤ちゃんがお腹をすかせた仕草を見せると、親鳥が口移しで餌を与えます。また赤ちゃんの健康状態を確認するため、毎朝開館前に赤ちゃんの体重を測定しています 赤ちゃんの成長は早く、ふ化後およそ1ヵ月で巣から出るようになり、「南極大陸」水槽内をうろうろと歩きはじめます。 《産卵日》 平成27年5月15日(金) ※卵の長径69mm、短径55mm、重量118.8g 《嘴打ち日》 平成27年6月20日(土) ※赤ちゃんが、卵の中から殻を割り始めた日《ふ化日》 平成27年6月21日(日) ※産卵後37日目 産卵当日は0日目として計算。《雛の大きさ》 体長約10cm(目測)、体重79g ※ふ化直後 【アデリーペンギンについて】 アデリーペンギン 英名:Adelie penguin 学名:Pygoscelis adeliaeペンギン科。成長すると体長約70㎝になる。頭部から背部にかけて黒く、目の周りにある白い輪(アイリング)が特徴。メスはオスに比べ、一回り小さいことが多い。南極大陸とその周辺の島々に生息。自然界での繁殖時期は10~11月で、丸い小石で周辺を囲んだ浅いクレーター状の巣を作り、メスは1回の繁殖で通常2個の卵を産む。小魚、オキアミなどを食べる。
2014.10.31
ニュース
「サーフ」と「レオ」です。よろしくね!イルカとアシカの赤ちゃん愛称が決まりました。
赤ちゃん(カマイルカとカリフォルニアアシカ)の愛称募集に、多数のご応募ありがとうございました。 「呼びやすく覚えてもらいやすい」、「元気に育ってほしい」の願いをこめて、カマイルカとアシカの飼育担当者が選考させていただきました。 結果、イルカの赤ちゃんは「サーフ」、アシカの赤ちゃんは「レオ」に決定しました! 【命名の理由】 ~カマイルカの赤ちゃん~ 夏生まれなので夏の遊びに関連のある名前を、と思いサーフィンからサーフ。またサーフィンは波に乗るもので、イルカの赤ちゃんには人気の波に乗って海遊館の主役になってほしいとの願いから。 ~カリフォルニアアシカの赤ちゃん~ 海のライオンの赤ちゃんなので、ジャングル大帝「レオ」より。「レオ」のように好奇心旺盛で人気者になって欲しいから。 「サーフ」と「レオ」にご応募いただいた皆様、素敵な名前をお送りいただき、本当にありがとうございます! 「サーフ」は、8月23日に生まれました。誕生から2ヶ月が経ち、とても元気に成長しています。母親の「アーチ」にぴったりと寄りそって泳いでいることが多いのですが、アーチから離れて自分だけで泳いだり、他のイルカと一緒に泳いだりすることもだんだん増えてきました。すっかり「タスマン海」水槽での生活に慣れているようで、微笑ましくかわいらしい様子が人気です。 ・母親の「アーチ」と一緒に泳ぐ「サーフ」(2014年10月27日撮影) 「レオ」は、5 月19 日に生まれました。お腹がすくと母親の「スミレ」のミルクを飲み、夜は一緒に眠ります。日中は単独で過ごす時間が増え、アクリルパネル越しにお客様と遊んだり、水槽を掃除中のダイバーにじゃれついたりする姿が可愛らしく、元気でやんちゃ盛りです。 ・英語のSea lion(海のライオン)にちなんで「レオ」。"海の百獣の王"になれるかな(2014年10月24日撮影)。 海遊館では、「サーフ」と「レオ」がすくすくと元気に育ち、多くの方に愛される人気者になって欲しいと願っています。