スミツキイシガキフグのその後

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先月、スミツキイシガキフグの繁殖に成功したことをお知らせしました。
過去ブログ→スミツキイシガキフグ(ポーキュパインフィッシュ)が生まれました!

最近はスミツキイシガキフグの幼魚を飼育してる水槽の前で、彼らが餌を食べるところを見ることにハマっている担当者です。
餌は一口で丸のみするわけでは無く、ちゃんと噛んで徐々に飲み込みます。
そのため、餌が口から出たり入ったりしています。
お腹いっぱいになると、見るからに腹がパンパンになりますが、目の前に餌が来るととりあえず口に一度含んでから吐き出します。


そのため飼育水が、まあ汚れること。。。
大体2時間~3時間程度で排便をするので、毎日、5回以上は給餌していて、みるみる大きくなってきました。
今は週に1回、全長測定をしていて、4月中旬では25㎜だった全長も、5月1日現在は30㎜を越えました!
大きさはスケールを書いている容器に入れて測ります。
実は、じっとしてくれないときに、じっとしてもらえるコツをつかみました。
それは、背部をめちゃ優しく指で押さえることです。

写真でもブレずに撮影できています。(今度、成魚にも試してみよう)

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今の状態と成魚を見比べると。

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まだ棘の先は丸く、角度が付いていません。半人前の棘ですね。しかし、幼魚期にはこの棘の角度や丸さが必要なのかもしれません。
そのような生態解明への手がかりも常に念頭に置きながら、今日も摂餌シーンを眺めている担当者でした。

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