アカハナグマのフィーダー

アカハナグマたちに、エンリッチメントのひとつとして「フィーダー」を作りました。
フィーダーとは生き物に餌を与えるための装置のことです。
いったいどんな装置なのか...下に進んでいきましょう↓↓↓

今回は第一弾です!
材料はこちらの3つ。

▼ロープとカラビナ
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▼ふた付きの容器
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容器は中身が見える透明のもので、側面に穴が開けてあり、餌のドッグフードが出てくる仕組みです。
組み合わせて完成したものがこちらになります。

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その名も「ぶらりんフィーダー」(ネーミングセンスはさておき)
野生環境では餌を得るために土を掘って虫を捕まえるなど多くの時間を費やしていますが、飼育下ではどうしても給餌時間が短く生活が単調になりがちです。しかしこのフィーダーを使うことで、アカハナグマが色々考えながら餌を取り出し、普段と違った行動を引き出したり給餌時間を長くすることができます。
さてアカハナグマはどんな反応をするのか、皆さんも予想してみてください。
揺らして出すのか、前肢をつっこむのか、長い鼻で探るのか...
それでは実際の様子をご覧ください。

まずは、「パナマ湾」水槽のラーラから。


つぎにバックヤードにいるイチゴです。


これからもアカハナグマたちが楽しめる道具を色々考えたいと思います!
第二弾もお楽しみに。

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