なぜそんな名前に??
- 2022.03.11
- 魚類チームの日記
海の中はすでに春の足音が聞こえているようです。
先日から海月銀河に登場しているカミクラゲやカブトクラゲは春先によく見られるクラゲの仲間です。
カミクラゲは動画でも紹介していますよ。
■公式youtube⇒【海遊館】カミクラゲ(Spirocodon saltator)
今回はカブトクラゲをご紹介します。
漢字で書くと「兜海月」、形が兜に似ていることからこの名前がついたと言われています。
そして学名がBolinopsis Mikado で、Mikadoとは「帝」のこと。
私は初めて学名を知った時、なんで武士や侍じゃないの??と思ってしまいました。
きっとキラキラ光って(正確には光を反射してキラキラしている)、優雅に漂う姿が「帝」のように感じられたのではないでしょうか。
「学名」とは、生きものにつけられる世界共通の名前です。
ラテン語の文法に則って命名されますが、中には発見した人の名前やそんなのを学名に入れる?っていうものまでいろいろあります。
和名や英名の由来を考えるのもおもしろいのですが、学名にも注目してみると新しい発見があるかもしれません。
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