ただ今、モグモグタイム中

暑い真夏の干潟をのぞいてみると、干潟のカニたちはモグモグタイムの真最中でした。

動画1は、ヤマトオサガニのメスの食事風景で、左右の「はさみ脚(あし)」で泥をつまんで口に入れているのがわかります。口の中にある「あご脚(あし)」の細かな毛を使って、口に含んだ泥についた藻類やバクテリアなどをこし取って食べています。食べカスは砂団子にして外へ捨てます。
動画2はシオマネキのオスの食事風景で、ヤマトオサガニの場合と基本的に同じやり方です。ただし、巨大な方のはさみ脚は食事には使わず、小さい方のはさみ脚だけで泥をつまんでいるのがわかります。まるでハサミで口元をかくしてお上品に食事をしているようですね。このオスだけに発達した巨大なはさみ脚は、メスを誘う時に振り動かしたり、オス同士の闘争の際に使われます。

私が通うこの干潟には、この他にハクセンシオマネキやアシハラガニ、ヒメアシハラガニなどのカニがたくさんいて、同じようにして大量の砂団子を作っています。彼らのモグモグタイムのおかげで干潟の表面にたまった有機物は取り除かれ、海の浄化にも一役かっていることがわかっています。




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