大阪湾のゴミ

先日、堺市の人工海浜で行われた清掃活動に参加しました。FMラジオ局「FM OH!」などの関連ラジオ局が企業とコラボした全国展開のクリーン・キャンペーンで、212名の参加者が集りました。

現地に到着してまず驚いたのは、浜に流れ着いた大量のゴミです(写真1)。
実は、数日前の台風接近である程度予想はしていましたが、現地に立って、これは「無理やろ~」とぼやいてしまいました。ところが、1時間半ほどの清掃活動(写真2)が終わると実にスカッとする気持ちにさせられました。あれだけの大量のゴミが参加者のみなさんのおかげでほぼ無くなったのです(写真3)。また、参加したみなさんの顔も晴れ晴れしているのが印象的でした。この日回収されたゴミの量は約16,920L(写真4)。

これは家庭用バスタブ約85個分の容積です。人の力が結集するとすごい事ができる!と感動しました。
しかし、「この状態がいつまで保てるのか・・・」という思いも。

最近、マイクロプラスチックという、微小なプラスチックの破片が引き起こす環境問題が明らかになりつつあります。大阪湾の海ゴミは膨大な量になると想像されますが、生態系や人への影響がどうなっているのか心配です。今回のような活動が地道に、そして楽しい雰囲気で継続して行われること、その延長としてゴミを減らす気持ちをみんなが持つようになれば、「なんとかなるかも!」と感じた一日でした。

【写真1 清掃前の浜の様子】
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【写真2 清掃活動中の様子】
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【写真3 終了後の様子】
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【写真4 回収されたゴミ】
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