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「ぎゅぎゅっとキュート」の記事

「アカハナグマ」の記事

ハナグマだんご

寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?寒い日はなんだか人恋しく、ぬくもりが欲しくなりますよね(笑)今日は、ハナグマだんごを紹介します。こちらがハナグマだんごダンゴって食べ物の団子じゃないの???と思われた方、すみません...。動物たちがくっつきあって暖をとっている様子を「○○だんご」と呼ぶことがあります。こちらの写真は「パナマ湾」水槽で暮らしているアカハナグマの、ソラ・ミラ・ラーラ。夜になるとこのようにくっついて寝ています。アカハナグマは、自然界では15-30頭のバンドと呼ばれる群れを作って生活しています。ただ、このバンドはメスのみの群れで、オスがこの群れに加わるのは繁殖期だけ。オスは普段は単独で生活しています。ちなみに紹介した3頭も、メスの個体。日中はケンカをすることもありますが、夜は寄り添って寝ています。ちなみにこの場所とても狭いのですが、うまく3頭で場所を譲り合って寝ているんですね。夜の海遊館にお越しの際は、ぜひ「ハナグマだんご」を探してみてください。バックヤードで暮らすメス3頭(イチゴ・トマト・パプリカ)も、一つのネコハウスでギューギューになって寝ています。

哺乳類

2025.01.10

  • #アカハナグマ

「カマイルカ」の記事

「カリフォルニアアシカ」の記事

「クラゲ」の記事

春の知らせはカヌレと共に

3月の寒さも残るある日、岩壁調査に行った普及交流チームのメンバーがクラゲ担当の私に、「カヌレみたいなクラゲがいる!」とお知らせが。カヌレってあのお菓子のアレですか???なんじゃそりゃ???と採集されたクラゲ(?)を見て、私は一言。「カヌレやん」真っ先に思い浮かんだのが冠(かんむり)クラゲ目ですが、形状があまりにも違う...。以布利センターの元クラゲ担当を含む、クラゲ界隈にも聞いてみましたが、「ナニコレ???」状態。しばらく飼育してみるも、3日くらいでしぼんでしまいます。そもそも摂餌をしていないみたいです。その後も何個体か採集できたので、しばらく観察してみると、何やら側面にコイル状の模様があるのに気づきました。これってもしかして...春先によく見かける、「カミクラゲ」の生殖巣やないかーい!衰弱して触手や内臓の部分が抜け落ちて、このような形状になってしまったと思われます。(クラゲ界隈のみなさま、その節はお騒がせしました!!!!m(_ _)m )ということは、いつも行くクラゲ調査地点では、もうカミクラゲが発生している...ってコト...?※海遊館近くの岩壁は川の水が混ざっているので、クラゲ採集にはあまり適していません後日、クラゲ調査に行くと、カミクラゲを採集することができました!もちろん、さっそく「海月銀河」へデビューしてもらってます!それにしても、まさか春の訪れをカヌレで感じることになるとは思いませんでした(笑)「海月銀河」ではカミクラゲをはじめ、春先に見られるクラゲを続々と展示しています!海遊館に訪れた際には、カヌレではなく、クラゲで春の訪れを感じてみてくださいね〜!

無脊椎動物

2025.04.12

  • #クラゲ

新春クラゲ調査!

極寒の中ですが、クラゲ調査に行って参りました!さむい!!!!冬の海を舐めてた!!!ヒー○テック着てくれば良かった!!!!!!というわけで、今回も大阪湾で出会ったクラゲたちを紹介していきますね。まずはこちら、チョウクラゲ。有櫛(ゆうしつ)動物門というグループの、刺さないクラゲです。左右にある翼のような突起で羽ばたくように泳ぐ姿は「あなたホントにクラゲなの???」と思ってしまいます。そしてこちら、蛇のように泳ぐ「オビクラゲ」先ほどご紹介したチョウクラゲと同じく有櫛動物門に属するクラゲです。着物で使用する「帯」のような形をしていますが、ヘビにも見えます。まさに今年の干支、ヘビ年にふさわしいクラゲですね。さらに、ヒトモシクラゲ蛍光タンパク質を持ち、光るクラゲとして有名です。オワンクラゲとよく似ているのですが、触手の数や放射管(傘の中の線)の本数によって区別できます。担当としては、隣同士の水槽でオワンクラゲとヒトモシクラゲを展示して「何が違うねーん!」と見比べられる展示をしても良いかな...と思っています。あとは、めちゃデカな「ヒクラゲ」も採集することができました!海遊館でも展示したことのあるアンドンクラゲの仲間で、大きさ20cmほどになる毒の強いクラゲです。大阪湾での採集事例は聞いたことはありますが、まさか見ることができるとは・・・!他にもたくさんのクラゲに出会えました!新年から幸先の良いスタートを切れた大阪湾クラゲ調査!今年もいろんなクラゲや生きものに出会えるといいな〜

無脊椎動物

2025.02.05

  • #クラゲ

以布利通信90 クラゲフィーバー!

明けましておめでとうございます、以布利センターです。朝晩はかなり冷え込みますね。この時期、天気のいい日は絶好のクラゲ探索日和です。おおっと!なんだかたくさんいますね!え?見えない?(前にもこんなこと書いたような気も...)ちょっと柄杓で掬ってみましょう!本体は見えなくても影でわかるはず!たっくさんクラゲがいます!でも何ていう種類かわからん...というわけで顕微鏡でのぞいてみます。こちらはフタナリクラゲです。オスとメスの生殖腺を持っているクラゲです。外洋からの潮が入ってくるときに多く見られます。こちらはボウズニラです。まるでモヤシのように見えますね。このクラゲも外洋からの潮が入ってくるときにたまーーーーーーに見られる激レア種です。こちらはヒメツリガネクラゲ。水中だとキラキラして見えるきれいなクラゲです。真ん中のバナナみたいなところは生殖腺です。まだまだいろんなクラゲが見られますが、小さい&輸送が難しいことから海遊館で展示するには至っていません...。種類によっては皆さんの近くの海でも見られるかと思いますので、安全には十分気を付けて探しに行ってみてください!最後に以布利センターの前で見られたきれいな虹の写真を...。今年も皆様にとっていい年になりますよう、そしてクラゲがたくさん採れますように(笑)

海洋生物研究所「以布利センター」

2025.01.16

  • #クラゲ

「クロウミウマ」の記事

「ゴマフアザラシ」の記事

ゴマフアザラシ達の誕生祭

2月と3月はゴマフアザラシ誕生の季節でした。ということで、海遊館で暮らしているゴマフアザラシ達にお祝いとして氷と魚で作ったケーキをプレゼントしたので、その様子をご紹介いたします!2月24日生まれ、23歳になったメスの「ナナ」ナナは海遊館生まれのアザラシです。よくフロート(いかだ)の上でよだれを沢山垂らしながら寝ているので、お客様から心配のお声を頂くことも、、、(笑)普段ナナに氷をあげることがないので、びっくりしないかなと心配していましたが、興味深そうに触れていて安心しました。3月1日生まれ、13歳になったメスの「ラピス」ラピスも海遊館生まれのアザラシで、飼育員が親代わりとなって育てました。アクリル越しに人と遊ぶのが大好きで、手を振っていると大抵近寄ってきてくれます。ラピスは餌氷が大好きなので嬉しそうに遊んでいました。↑ラピスが生まれたときの写真3月8日生まれ、30歳になったオスの「パール」パールもまた海遊館生まれのアザラシです。年齢を重ね、背中のゴマ模様も薄くなってきましたが、まだまだ元気いっぱいです。前肢が長いのでパールのバイバイはとっても迫力があります。氷ケーキをあげた際はのんびりみていたのでダイヤに取られそうになっていました(笑)3月10日生まれ、12歳になったメスの「美桜」美桜は加茂水族館生まれで、2015年に海遊館にやってきました。現在は海遊館アザラシNo.1の体重で106kgになりました。よくアシカのおこぼれを狙って飼育員の足元にやってきています。氷ケーキを見せるとツンと触ってカメラの方にもしっかりと目線をくれました。終わった後はしっかりと付いている魚は完食しました。↑搬入後、初めて展示デビューした際の写真(当時2歳)3月19日生まれ、3歳になったメスの「おんぷ」おんぷは男鹿水族館生まれで、2024年に海遊館にやってきました。一番新参者で、最初は色々なことにびっくりしていた印象でしたが、現在ではしっかりと餌を食べ、新しいトレーニングも覚え、アクリル越しに人と遊び、ホースを追いかけ、と元気に暮らしています。氷ケーキを渡した際は、餌というより氷に食いついていました。↑搬入後、初展示デビューの際の写真(深い水槽にびっくりして飲み水用の容器にはまっていました)ここからご紹介するアザラシは保護された個体の為、誕生日や正確な年齢はわかっていません。推定12歳になったオスの「しげのぶ」現在は繁殖期で、メスにアピールを頑張っているしげのぶです。いつも眠そうな顔をしていて、給餌中もよく口をむにゃむにゃさせています。ターゲットと呼ばれるトレーニングで使用している棒が好きで、見せると噛みついて遊んでいます。氷ケーキは嬉しそうに咥えていました。↑搬入後、初展示デビューの際の写真推定21歳になったメスの「ショウ」水槽のすみっこが大好きで色々なところに挟まっているのでお客様からアザラシが挟まってます‼と言われることも。大丈夫です、好きで挟まっています。姿が見えなさすぎて心配になるときもあります。氷ケーキをあげたとき、初めは少し警戒して近づかなかったのですが、ショウの好きなメロードがあることが分かると、器用にシシャモを残してメロードだけを食べていました。推定21歳になったメスの「ダイヤ」海遊館アザラシNo.1の食いしん坊です。餌が欲しいとすぐにブーブーと鳴くので分かりやすいです(笑)水中に何か落ちる音が聞こえると餌だと思ってすぐにとんで来たり、上から様子を見ていると餌が貰えると思ってじーっと上を向いて見つめられます。氷ケーキをあげると、すぐに上に乗っている餌を食べていました。↑アザラシ達に氷ケーキをあげる日が続いていたので、おこぼれを狙って常に張り付くようになりました以上でご紹介は終了です。みんな海遊館に来てくれてありがとう、元気に暮らしてくれてありがとう。これからも、元気に過ごしてね!

哺乳類

2025.04.04

  • #ゴマフアザラシ

新しいボール!!

つい最近、生きものたちのおもちゃとして使用する新しいボールを入手しました!今まではバスケットボールをおもちゃとして使用していたのですが、今回はこちらのボールです。皆さん、これは何のボールか分かりますか?初めて見るという方も多いと思います。実は水球で使うボールなのです!撥水性も抜群で海遊館で使用するにはぴったり!乾いていると割と表面はサラサラしているのですが、水にぬれるとグリップ力が上がり、ボールが掴みやすくなるという何とも不思議な仕組みになっています。さっそく生きものたちにボールを与えてみました。その様子がこちら! こちらはカマイルカのキールです。とても器用にキャッチボールをしています! この動画でもボールを挟み持ち上手に運べて(??)いますね!途中でボールを落としているのも気付いていないほどフィットしているようです(笑) そしてこちらはカルフォルニアアシカのボス、「ミッチ」です。安定したキャッチボールに更には華麗なサッカーも披露してくれています!そしておまけのフープキャッチも見せてくれていますね!まだまだあります!続いてはこちらゴマフアザラシのおんぷです!あらら、疲れてしまったようです。今回ご紹介した個体だけでなく、バックヤードで暮らしているイルカにもおもちゃとして入れており、沈めたりして遊んでいる姿が見られます。「タスマン海」水槽で暮らしている個体も壁にこすりつけたり、跳ね上げたり色々な遊び方をしています!ぜひ水球のボールで遊んでいる生きものたちの姿に注目してみてください!※海遊館では生きものの筋力維持やトレーニング時に生きものが飽きないように、ハズバンダリートレーニングだけでなく、様々なトレーニングを行っています。

哺乳類

2025.04.03

  • #ゴマフアザラシ

「スナメリ調査」の記事

スナメリ調査で海遊館初!

今年初めてのスナメリ調査に行ってきました!スナメリは大阪湾の海の生態系の頂点にいる、イルカの仲間です。一般的に生態系の頂点にいる生きものが多くいると、その海は豊かであると言われています。海遊館では、10年以上前より大阪湾のスナメリの目視調査を行っています。3月24日、今年最初の調査であり、午後からは少し風が強くなる予報(風が吹くと白波が立ちスナメリの観察が難しくなります)だったため、午前中が勝負と気合を入れて8:45分に出発しました。出発してすぐに大阪・関西万博の「大屋根リング」が見えてきました。1時間ほどで関西国際空港付近に到着。(今までの調査で、スナメリは関西国際空港付近で多く観察されることが分かっています)すると、すぐにスナメリ発見!写真のようにスナメリは背びれがなく、ジャンプもほとんど行わないため、他のイルカと比べて観察がが難しいです。今日は幸先が良いと思っていると、その後次々とスナメリが...!そして、海遊館初となる波乗りをしているスナメリを観察することができました!これを見た調査スタッフ全員が興奮して一ヵ所に集まって写真を撮りまくっていました。1時間ほどで10数頭のスナメリを確認することができました。午後からは風が少し強くなってきたので、スナメリ調査とクラゲ調査を一緒に行い、ミズクラゲ、アカクラゲ、オワンクラゲ、カミクラゲなどが観察されました。今後もスナメリ調査を通して、大阪湾の生態系の把握に役立てればと思っています。5月頃には、一般の方も含めたスナメリ調査を予定していますので、楽しみにしていてくださいね!

哺乳類

2025.03.28

  • #スナメリ調査

「タカアシガニ」の記事

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