海遊館日記

クラゲのお引越し

  • 2010.06.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当
クラゲ館のクラゲたちは時々お引越しをしています。 理由は色々あるのですが、今回は大きくなって水槽が手狭になったアトランティックシーネットルさんの新居をご紹介します。 P1000338.JPGちょっとわかりずらいですが、触手ものびのび伸ばせるお家になりました!!新居はシックな黒い壁にスポットライトのような照明でモダンなお家です♫ P1000342.JPGライトに照らされた長い触手がとってもきれい。 頑張ってよかった!! 実は、アトランティックシーネットルは汽水に生息するクラゲです。そのため、海水を淡水で薄めた水を使っているのですが・・・新しいお家には汽水を作るためのタンクがありませんでした。 係員が1日がかりで汽水用のタンクを設置し、なんとかお引越しが実現したのです。 大変だったけど、元気に育ってくれるなら苦労も報われます。

世界のミズクラゲそろってます。

  • 2010.06.26
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ミズクラゲの仲間(Aurelia属)は世界でもそれほど多くの種類はありません。代表的なのは、ミズクラゲ(学名:Aurelia aurita)とキタミズクラゲ(学名:Aurelia limbata)、アラスカあたりにいるAurelia labiata といったところです。これが今「ふあふあクラゲ館」でそろって展示中です。この3種を一堂に見比べることができるなんて、なんて幸せなのでしょう。

mizu_s.jpg
ミズクラゲ(学名:Aurelia aurita

kitamizu_s.jpg
キタミズクラゲ(学名:Aurelia limbata

labi_s.jpg
Aurelia labiata

はじめての○○○○

  • 2010.06.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当

日光浴ではすやすや寝ていたコツメカワウソの子供たち
すくすくやんちゃに育っておりまぁす♫

今日は初めてのおもちゃです。

ちょっと固めのボール。さ~てどうなるかな????


『なんだ?こりゃ?。。。怖い?おいしい?』

『とりゃぁぁぁぁぁ~~~!!!!』

ボール


勇気ある1頭がボールにベシッ☆とアタック。あとの3頭は見守ってました。笑

しばらくすると。。。


P6100308.JPG


みんなおもちゃに夢中☆

次はどんなおもちゃがいいかなぁ~。



進め、並んで!

  • 2010.06.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当
P9100150.JPG

写真がぼけているのをお許しください。
朝、「エクアドル熱帯雨林」水槽を見ていると、底で、奥から手前に向かってずんずん向かってくる茶色×黒の軍団が!

餌の時間でもないのに、コリドラスのみなさんが口をもぐもぐして砂を探りながら移動しているのでした。
コリドラスはナマズの仲間で、この水槽のコリさんたちは全長が5~8cmくらい。
よく見ると口元にはひげが生えています。
このひげで底にある餌を探って摂餌します。

それにしてもみんな、同じ向きだねえ。
みなさまもコリちゃん軍団を探してみてください。


7月17日は、「さかなクン一日館長!」

  • 2010.06.21
  • スクール担当
  • 飼育担当

雨の多い季節になりました。田んぼのカエルたちや、森の木々にとってはとても大切な雨なのですが、せっかくのお休みの日に雨が降ると、行き先を決めるのが難しいですね。

そんな時は!雨でも楽しい「海遊館」。なかでも、「さかなクン」ナビゲートの「鮫博覧会(サメハク)2010」は、面白さ絶好調です。

海遊館のサメハクCMでもおなじみの「さかなクン」が、なんと7月17日に、一日館長として海遊館にやってきます!

当日は20周年記念イベントとして、午前中に「さかなクン」が「太平洋」水槽内を泳ぎ、水槽内から生き物解説を行います。

また、午後からは、「さかなクンとサメ博士、海遊館に大集合!」と題して、楽しく楽しく学ぶことができるトークステージやシンポジウムも行います。ただ今、トークステージとシンポジウムの観覧者募集中、まだ間に合いますので、どうぞお申し込みください。
申込み方法など、詳しい内容はコチラ!

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そして、この記念イベントには、特別講演として、北海道大学名誉教授の仲谷先生をお迎えしました!

仲谷先生は、サメ研究の第一人者で、数ある著書のなかでも「サメのおちんちんはふたつ」は、特にサメについて、楽しくわかりやすく、詳しく知ることができます。

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さかなクンとサメ博士のトークセッションも準備していますので、水族館ファン、サメファンのみなさま、7月17日は、どうぞ海遊館にお越しください!(トークステージ、シンポジウムの観覧には事前の応募が必要です~!)










吾輩はネコザメの仲間である

  • 2010.06.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当
P1010142.JPG吾輩はネコザメの仲間である。名前はある「シマネコザメ」。
なんかゴロ悪いし、名前もあるんかえ!って感じですが・・・
お気になさらず。
P1010145.JPG
姿かたちはネコザメなのですが、名前の通りくっきりとシマシマ!
サメハクで海遊館初登場です
P1010142.JPG実は他の水族館でもあまりお目にかかれないレア種
この鋭い目つき!キリリとした顔つき!シマシマの模様!
シブイ~ちょっと地味だけど(笑)私のイチ押しです
ぜひサメハク開催中に会いにきてください!

カニの滝のぼり

  • 2010.06.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「日本の森」水槽のサワガニたち、普段は水場にいてます。

P9100135.JPG



しかし、思い立つと滝を登ります。よいしょよいしょ。

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がんばって通路の手すり横まで到達。

P9100142.JPG


ふうっ、一息。
よくそんなせまい隙間にいるよね。

時々勢いあまって、滝の外にでていることがありますが、そんな時は担当までご連絡ください。

〇〇〇〇のお父さん

  • 2010.06.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当


今週末は「父の日」ということで、今日は新米のお父さんをご紹介したいと思います。


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ふ化したばかりのイワトビペンギンのヒナに初めて餌を与えている様子です。懸命に餌を与えている係員がお父さんペンギンのようだったので、みんなで「お父さん!」と呼んでいましたっ。

写真には肝心のヒナが写っていないのですが、現在期間限定で見ることができますのでぜひ可愛い姿を見に来て下さい!

新米お父さん、これからもがんばってヒナを育てて下さいね!


今日もほほ笑んでます

  • 2010.06.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館の中でも1、2位を争う、ほほ笑みを振りまいている生き物、それはスナメリではないでしょうか?(最近はエビスザメもほほ笑んでいますが、いい勝負だと・・・)
皆さまがご覧いただくときはずーっと泳いでいて,顔があまり見えないかもしれません。
でも、ときどき,立ち止まることもあるんですよ。

100615ishikawa.JPG

「おはよう!今日はいい天気かな?おなか減った。」
これは、朝のスナメリ。

100615ishikawa2.JPG

「ん~、そろそろ眠たくなってきた。」
これは夜のスナメリ。


つまり、お伝えしたいことは、いつでも彼らはほほ笑んでるんです。
皆さまもほほ笑みたくなったら、朝でも夜でも会いにいらしてくださいね!


ペンギンの赤ちゃんデビュー☆

  • 2010.06.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当
4月の末にイワトビペンギンが産んだ卵2個が、6月4日に無事ふ化しました。
今回は親ペンギンがうまく育てられなかったため、
飼育係員が親代わりとなり人工育雛することとなりました。
ヒナたちの様子は6月12日よりご覧頂くことができます。

生まれたときの体重は約80グラム。 inouehina2.JPG
とても小さな体ですが、大きな声で「ピーピー」と餌をねだります。

餌を食べ終わると"くたっ"となって眠ります。
「う~ん。おなかいっぱい。」
inouehina1.JPG
現在体重は約250グラム。
シシャモをミンチにしたものを食べてすくすくと成長しています。

約1ヵ月間の期間限定展示なのでぜひ可愛い姿を見に来てくださいね!

ラッコのおやつ*ジンベエザメのおやつ

  • 2010.06.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館ではラッコたちにおやつとして氷を与えています。
ラッコはその氷が大好き!

eren.JPG

こんなおっきな氷だって大丈夫!
ちゃんと上手に小さく割って食べるんですよ。
(写真はエレン)


pika.JPG

ピカはいつも陸上に上がってゆっくり氷を食べます。
「これは私の氷だから誰にもあげない!」

pikatopata.JPG

おっと!
そこにピカの娘のパタが乱入。
「この氷もーらい!」

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氷をゲットして大満足のパタ。
水面ではこんな感じでおなかに氷を乗せてゆっく食べます。


ちなみにラッコのおやつは氷ですが...

ジンベエザメのおやつといえば!


jinbeesoft.JPG

ジンベエザメソフトクリーム!!!

いやいや、これは今日の飼育係員のおやつでした(笑)

現在、海遊館の隣のマーケットプレースでアイスパレードというイベントが開催されていますが、
期間限定(~6月14日まで)でジンベエザメソフトが登場したんです。
ソフトクリームが濃厚でかなりおいしかったですよ!

良薬はなんとやら

  • 2010.06.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当
P6080002.JPG

なんだかわかりますか?
これ、ジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)のエサに混ぜている人工餌料なんです。
各種ビタミンやミネラルがバランスよく配合されていて、
健康維持に一役買っているというわけです。

しかしこれ、写真では伝わりませんがかなり独特の臭いがします。
とても人間には食べられたものではないですが、
海くんも大くんもマンタも気にせず食べています。

人間とは味覚も違うのでしょうかねぇ。

海遊館に来るまでの道から

  • 2010.06.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当
地下鉄中央線の大阪港駅から海遊館に来るまでの街路樹のたもとに、こんな花が咲いているのをご存知でしょうか?
P9040126.JPG





















最初は誰かがわざわざ植えたものだと思っていたのですが、海遊館の近くだけでなく、あちらこちらで見かけるので「はて?」と思っていたのです。

この花、ナガミヒナゲシというヒナゲシの仲間で、外来植物。今、その爆発的な繁殖力が問題となっている花なのです。

横をみると、すごい数の枯れた茎がありました。 
P9040128.JPG
                         
この花に私が気付いたのは最近ですが、日本に入ってきたのは50年くらい前なのだそうです。
一つの花がつくる種子は1000~2000粒ということですから、それは爆発的に増えるでしょう。
また、道路沿いのあまり環境のよくないところでもこうやって増えることができるようです。
この増え方では、元からいた他の植物をも駆逐してしまう可能性は大きいかもしれません。

そういえば、一時騒がれた「セイダカアワダチソウ」って、あまり見かけませんよね?
私が気付いてないだけなのだろうか??

だれのかな?

  • 2010.06.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当
飼育係員室の棚には古いファイルがたくさん並んでいます。
実はこれ、海遊館で飼育している生物の日誌なんです。毎日の餌の量や食欲を記入したり、体に傷ができた等々その日に起きたことを一頭ずつ書いているんです。
ちなみにこの写真に写っているのはアシカ、アザラシ、カワウソの日誌です。
20100610niiya1.JPG

中身をのぞいてみると・・・このくだりは海遊館に搬入されたばかりの生物っぽいですねぇ。
んんっ?BW(体重)は37kg。このサイズはまだ1歳くらいで赤ちゃんです。
だれの日誌かなぁ?
20100610niiya2.JPG

正解は・・・・モンタレー湾水槽のボスアシカ「ルーク」でした!今ではなんと200kgオーバーしちゃってます。ちなみこの日誌は1990年6月のものです。今からちょうど20年前ですね!ふるっ(笑)


かじるスナメリ!!

  • 2010.06.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当

皆さん、スナメリって可愛い顔をしてますよね!

SANY0016.JPG
こんな可愛い顔しているスナメリ君ですが、実はなんでもかじってしまうんです。水槽の中のちょっとした出っ張りなんかもすぐに餌食になってしまうんです。
時には・・・、
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こんなふうに、係員のこぶしまで!
かなり痛そうですが、スナメリの歯の先端は平らで穴があくような大けがにはならないんです。
でも、歯型はくっきり。
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このモデルになった係員の一言。「痛たたた!!」でした。

「瀬戸内海」水槽の住宅事情

  • 2010.06.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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「キジハタさん家」です

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「マダコさん家」です

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ご近所さんです


「ウツボさん家」は・・・

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同居でした~


ぽっちゃり姫

  • 2010.06.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
まずは下の写真をご覧ください。

P1020575.JPG

アカエイ(メス)のお尻の写真です。
プリティー&キュートで、とっても小悪魔的なヒップです。
グッときますね。

通常のエイのお尻はこんな感じ。

では、次の写真をご覧ください。

P1020551.JPG

おーしーりー、どぉーーーーーーーーーーーーん!!!

どぉですか、このグラマラス&ダイナマイトなヒップ!
おまけに普通は後ろから見えない下っ腹がポッコリ、体が宙に浮くくらいの見事な二段腹!

正常な体重の倍近くはある、いわゆる「メタボ」ってやつです。

このエイは、先ほどの"セクシー"アカエイと近縁種のイズヒメエイ(メス)です。

このレディ、現在開催中の特別企画展「鮫博(サメハク)」のふれあい水槽で、他のサメやエイといっしょに暮らしていたのですが、他のサメやエイの餌まで食べてしまったがための、悲しい結末です。
「このままでは、健康上問題がある!」ということで、予備水槽でダイエットをする羽目になったわけです。

ちなみに「イズヒメエイ」を新種として発見・命名したのは、海遊館の館長です。

針仕事もお手のもの。

  • 2010.06.05
  • スクール担当
  • 飼育担当
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これは、何をしているか、わかりますか?

実は、パナマ湾水槽のベニバシガモが池の中でエサをついばめるよう、
器具を作っているのです。

エサの容器を池に置くと、ぷか~と浮いてしまうので、このネットで作ったかごを沈め、
その上に容器を設置するという作戦。

エサの容器がぴったりとはまる予定です。

飼育の仕事に使う器具は、市販されていないので、
このように手作りものが多いのです。

さて、出来具合はどうでしょうかね?
気になる方は、ぜひ、チェックしにきてくださいね。

弱肉強食

  • 2010.06.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当
現在「ふあふあクラゲ館」で展示中のオワンクラゲ、
緑色に光るタンパク質を持っていることで有名です。
しかし、このクラゲには他にも意外な特徴があります。

下の写真をご覧ください↓

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わかりますか?
オワンクラゲにはクラゲを食べる習性があり、
写真はブルージェリーフィッシュという別のクラゲを食べているところなのです!

食べられたブルージェリーフィッシュは養分を吸われてだんだん小さくなり、
最後は完全に消化されてしまいます。
クラゲの世界も弱肉強食なんですねぇ。

なにわの海クリーン作戦!

  • 2010.06.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当

6月は、「環境月間」です。

「大阪湾クリーン作戦」の一環で、6月1日に、海遊館のすぐとなりの海、大阪湾をきれいにしようと

たくさんのダイバーが集まって、海の中のゴミを回収する「なにわの海クリーン作戦」!を行いまし

た!

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さて、海の中の様子はどうでしょう。

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とても近くにいるミズクラゲが、ぼんやりとしか見えません。

海の中は、とても濁っていましたが・・・。

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イソギンチャクやヒトデ、小さなハゼの仲間など、たくさんの生き物が元気に暮らしていました。

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これは、とてもかわいらしい、うさぎのような姿をしたホヤの仲間。

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思っていたより海底のゴミは少なく、水は濁っていましたが、小さな生き物たちがたくましく暮らしている様子を見ることができ、とてもうれしい気持ちになりました。

タイヤなどを中心に回収し、クリーン作戦は大成功に終わりました!

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あのかわいらしいスナメリたちも暮らす大阪湾。 みんなで大切にしていきたいと思います。

頑張れ子育て

  • 2010.06.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

現在、「エクアドル熱帯雨林」水槽では、エンゼルフィッシュが子育て中。

お父さんとお母さんが一生懸命こどもたちを守っています。

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みなさん、どこにこどもたちがいるかわかりますか?
中央より、やや左側の水草のもやもやしているところです。
お父さんお母さんは、他の魚が近づくと追い払うのに必死。
いらいらピリピリしているのが伝わってきます。

改めて思う・・・子育てって大変なんだなぁ。
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