海遊館日記

どこが違うかな?

  • 2010.10.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当

これは7月27日に生まれた「アデリーペンギン」の幼鳥です。

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立派に成長し、泳げるようにもなりました。
巣立ちを終え、もう親から餌はもらえません。今は、係員から餌をもらう訓練中です。

まだ、大人と少し違います。
 
これは大人の「アデリーペンギン」です。
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違いが分かりましたか?

そうです!!
幼鳥はまだ「アデリーペンギン」の最大の特徴である、目の周りの白い模様がないんです。
さらに、ノドまで白い羽が生えています!

ちょっと分かりにくいですね・・・では、もっと分かり易い見分け方を紹介しましょう!
翼に注目!!!
幼鳥には海遊館生まれの証である、IDバンドを両方の翼に取り付けてあります。
他の「アデリーペンギン」は片方の翼にしかIDバンドがない為、一目瞭然ですね。
ちなみに・・・色は背中側から「緑・白・白・白」→「アデリーペンギン・0・0・0」です。性別は不明です。

海遊館に遊びに来た際には、「南極大陸」水槽で泳ぎまわる幼鳥を探してみて下さい☆

江戸っ子登場!

  • 2010.10.29
  • 海獣担当
  • 飼育担当
9月の中旬に、東京から"江戸っ子"ラッコ2頭が海遊館にやってきました。
東京にあるサンシャイン国際水族館がリニューアル工事のため
工事期間中だけ海遊館で預かることになったのです。

海遊館で飼育しているラッコはアラスカラッコという種類のラッコですが、
この江戸っ子ラッコ達はロシアラッコという種類で、アラスカラッコとは違う地域で暮らしているラッコです。
アラスカラッコに比べて体が少し大きいのが特徴です。

海遊館の水槽にも慣れて、やんちゃぶりを発揮するようになってきました。


こちらは2頭のごはんを食べる様子。
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さすが江戸っ子!
ぴしっと整列しています。

残念ながらバックヤードで飼育しているため、
この2頭をお客様にご覧いただくことができませんが、
今後も海遊館日記で2頭の様子を紹介していきたと思います!





100日!

  • 2010.10.27
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日に誕生したカマイルカ、アーチの赤ちゃん。
10月17日で、生後100日目となりました!!!101016ishikawa1.JPG

手前が赤ちゃん、奥はお母さんイルカのアーチ。

プクプクだった体型も、幾分かスラッとして、大人のカマイルカの体型に近くなってきました。

観察をしていると、アクリル越しにこちらを見つめてくることもあるんですよ!

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この愛くるしい顔!ん~、たまらん!

なんで赤ちゃんってこんなにかわいいんだろう~♪

う~ん、この顔はかわいい・・?

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口全開・・・

クマノミと海の仲間たち

  • 2010.10.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当

特別企画展『~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち』、もうご覧になられましたか?

まだの方、かわいいクマノミたちにぜひ会いにきてください!

オレンジと黒色の模様のカクレクマノミは皆さんご存じかと思いますが、クマノミとひと口に言っても、いろんな種類のクマノミがいます。

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↑こんな色のクマノミの仲間もいますよ(セバエアネモネフィッシュ)

 
また、クマノミ以外にもイソギンチャクと共生する生き物たちがいるんですよ。
例えば、こんな生き物です。

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↑小さなイソギンチャクをハサミにつけているキンチャクガニ

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↑貝殻の上にイソギンチャクを背負っているのはソメンヤドカリ 


まだまだ紹介したいところですが、百聞は一見にしかずで、海遊館にぜひ会いにきて下さい!
じっくりと見ると、みんなとってもいい味出しています。
 
機会があれば、またこの海遊館日記でもご紹介したいと思います!お楽しみに。

サムクラゲが育つまで

  • 2010.10.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

まずはポリプ。幼生みたいなもんですね。手のひらにのるほどの小さい容器で飼っています。

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ある日、ポリプに変化が。お皿を重ねたようにくびれてきます。

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その一枚一枚が離れて泳ぎだします。赤ちゃんクラゲ。エフィラといいます。生まれたてのエフィラは数㎜くらいの大きさです。

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エフィラはえさを食べてどんどん大きくなります。細長い触手ができ始めました。

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大きくなるとこんなに。

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海遊館で展示しているクラゲの多くはこのように小さなこどもから育てたものです。飼育係の日々の努力の結晶なのですね~

頭かくして尻かくさず

  • 2010.10.23
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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さてさてこの写真の真ん中に写っているものは・・・

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それは今年海遊館で生まれたオウサマペンギンの赤ちゃんのおしりのアップなんです。

ただしこの夫婦は南極大陸水槽の一番右奥で子育てをしていて、なかなか展示通路
から見えにくいんです・・・(でも親にとってはこの場所が安全なんでしょうね)

かなり見えづらいとはとは思いますが、海遊館にお越しの際は、南極大陸水槽の右奥
を注意深く観察してみてください。

運が良ければ親が口移しで餌を赤ちゃんに与える様子が見れるかもしれません。



もし観察することが出来なかったお客様のために・・・
健康管理のため、赤ちゃんの体重測定をしているときの写真をのせておきますね。

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幻の魚?!

  • 2010.10.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽には「コモリザメ」というサメがいます。
こちらの右端にいるのが、「コモリザメ」です。PA030017.JPG
「パナマ湾」水槽は、上層・中層・下層から水槽をご覧いただける構造になっているんですが、この「コモリザメ」は上層・中層ではめったにお目にかかれません。

下層の右端がお気に入りのスポット♪

実は自然界でも、日中は海底の突き出た岩棚や小さなほら穴に身を横たえて休息していることが多いサメなんです。

とはいってもたまには上のほうにも行ってみたくなりますよね。たまにふらっと上層まで泳いでいくと、

「幻の巨大魚を見ました!!」

なんていう目撃情報をいただくんですが、残念ながら幻ではありません。ずっといます。(笑)

最近では餌の時間になると水面まで上がってくるようになりました。

「コモリザメ」って、すごい勢いで海水を吸い込んで餌を丸のみにするんですよ。

運よく餌の時間に遭遇したら、「コモリザメ」がいないか探してみてください。

この顔にキュンときたら・・・

  • 2010.10.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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「~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち」開催中!

場所:海遊館メインビル5階企画展示室
   カタクチイワシのいる「チリの岩礁地帯」水槽を過ぎたくらいにカワイイ企画展示室が待ってます。
  この顔というより、この顔の模様に似たクマノミにキュンとしてください!

企画展ができあがるまでの様子(展示室入口)↓

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↑10月2日「ようこそスナメリの海」の企画展撤収後、カーペットを貼り替えました。
カーペットの色がオレンジに!

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↑10月3日本格的に展示室の工事が行われています。水槽も運んでいます。
水槽はいくつあるでしょうか?

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まだ準備中、かわいいイラストにキュン

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↑10月4日 装飾等も施されて展示室の形になってきました。

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↑そして10月8日オープンの日となりました。展示の中身はきてからのお楽しみ!

お客様がいる状態での写真がなかったので・・・最後にちょっとだけ展示室をご紹介!

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大きさ比べ! 本物はちっちゃいよ !



















日米感覚の違い?

  • 2010.10.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当

グレートバリアリーフ水槽には「カゴカキダイ」という魚がいます。
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この写真がそうなのですが、「カゴカキ」とは一体?
気になったので調べてみると・・・

江戸時代の乗り物「駕籠(カゴ)」を担ぐ人の肩の筋肉が盛り上がっていたように、
この魚も背中が盛り上がっていることから「駕籠担きダイ」と名づけられたそうで。

う~ん、渋い。
古来の日本文化にちなんだ風情ある名前なんですね。

じゃあ、英語では何と呼ばれているんでしょう?
調べてみると・・・「Stripey(しま模様)」。

な、なんて安直・・・!

毎日見てました!

  • 2010.10.16
  • 以布利センター
  • 飼育担当

 4月から高知県土佐清水市にある海遊館の研究施設(以布利センター)に半年間赴任していました。
そこでは毎日、漁師さんと一緒に漁船に乗り、海遊館で展示する魚(もちろんジンベエザメも入ります)を捕獲していました。この船は、毎朝、日の出と共に出航します。すごく綺麗なので、皆さんにも写真でおすそ分けします。

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 季節によって水揚げされる魚は変わります。中にはこんな大きなカジキが捕れることも・・・。
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2011年1月10日までの土・日・祝日は以布利センターで飼育しているジンベエザメの一般公開もしています。いい所なので、ぜひ遊びに来てください!

冬支度

  • 2010.10.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

10月になり肌寒く感じる日もありますが、
みなさん体調をくずされていませんか?

海遊館では、「日本の森」水槽に棲む水鳥たちの冬支度がはじまりましたよ。

「ミコアイサ」や「キンクロハジロ」の雄は冬に繁殖期をむかえるため、
羽が生え変わり体の模様が派手になります。
恋の季節、雌にアピールするんですね。

こちらが冬支度のはじまったミコアイサの姿。
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背中(赤印)に冬の羽がちらっとのぞいてます。

そして冬は。。。
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目の周りが黒くパンダみたいになるので「パンダガモ」とよばれることもあります。
11月頃までに冬支度を終えて元気に冬をすごしてほしいものです。


クラゲ館の花子さん

  • 2010.10.14
  • 魚類担当
  • 飼育担当

夏も終わりだというのに怪談話?!?!

いえいえ。
愛らしいクラゲのお話ですから、怪談が苦手な方も大丈夫ですよ☆

「花子さん」はあるクラゲの愛称です。
こちらがクラゲ館の花子さんです。
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一見ミズクラゲの様ですが、花子さんはオーレリア・ラビアータという名の海外のクラゲです。
しかし、花子さんは他のオーレリア・ラビアータとはちょっと違う特徴を持っています。

mizu.JPGどんな違いがあるかわかりましたか??

通常、オーレリア・ラビアータの傘には4つの生殖腺があり、三日月形に透けて見えいます。
ところが、花子さんはなんと生殖腺が6つもあるんです!!

傘を上から見るとお花の様に見えでしょう??
クラゲ館にお越しの際は、ぜひ花子さんを探してみてくださいね☆


余談ですが、クラゲ館は深夜になると○○が出るとの噂があります...
この話はいずれまた☆

サンゴのピンチ!?

  • 2010.10.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ここは「グレート・バリア・リーフ」水槽です。

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真ん中のほうをよく見ると・・・

サンゴの天敵、オニヒトデがいるじゃーありませんか!!

サンゴ、ピンチ!!!

・・・・と思いきや、実はグレートバリアリーフ水槽のサンゴとオニヒトデは全て人工の模型なんです。

ただでさえ減少が問題となっている本物のサンゴを大量にとってくるわけにはいきませんもんね。

遊んで~!

  • 2010.10.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当
朝の掃除の時間・・・

カマイルカの"ミュウ"が、「ねえねえ、遊んでよ!」とばかりに近づいてきました。
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今忙しいから、無理!無理!ちょっと待ってて。


iruka3.JPGそんなこと言うなら、足の間をくぐってやる~ きゃ~

iruka4.JPGねえねえ、まだ終わんないの? 

結局、このままぐいぐい押されて、一気に掃除を終えることができました。

カタクチイワシ

  • 2010.10.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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カタクチイワシを受け取りに姫路まで行ってきました。

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のカタクチイワシたちは、カツオの一本釣りのエサ用に、姫路の沖合で蓄養されているものを分けてもらったものです。

カタクチイワシは体表が弱くウロコがはがれやすいため、丁寧に取り扱わなければなりません。

ここのカタクチイワシは、いつも東北まで操業に行くカツオ船団に供給しているだけに、元気いっぱいです。 P1010078.JPG展示した「チリの岩礁地帯」水槽は、にぎやかになりました。

たまごに見えますか?

  • 2010.10.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ふあふあクラゲ館」にサムクラゲが登場しました。傘の中の生殖腺が丸くて黄色く、卵の黄身のように見えるため、上から見ると、たまごに似ていると評判のクラゲです。英名でもフライドエッグジェリーフィッシュ(目玉焼きのようなクラゲという意味です)。

それもさることながら、フリフリの口腕といい、束になって出る触手といい、なんとも独特な、妖艶な姿。かっこいいです。
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どこを見ても画になるなあ(太平洋水槽)

  • 2010.10.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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海くん(右)と大くん(左) ←4階から撮りました

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ダイバーと大くんの尾鰭(ジンベエザメはヒトと並ぶとその大きさがよくわかります) ←4階から撮りました 

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ネコザメ混み合っています ←4階「日本海溝」水槽前から撮りました

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トラフザメの口 ←アクリル越しに撮りました

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トラフザメの左目 ←どこで撮ったか忘れました

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イトマキエイの横顔 ←6階「瀬戸内海」水槽前から撮りました

皆さんも写真をばしばし撮りましょう







シノノメサカタザメVSダイバー in 太平洋水槽

  • 2010.10.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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こちらがシノノメサカタザメ。サメという名前がついていますが、実はエイの仲間です。

毎日13:15に、同じ「太平洋」水槽で展示中のマダラトビエイに、潜水給餌(水中でダイバーが手から直接エサを与える)を行っているのですが、その際、ダイバーはまず最初にシノノメサカタザメにエサを与えなければなりません。

シノノメサカタザメは、ダイバーを見つけるとすぐにダイバーを追いかけ回すので、先にシノノメサカタザメにエサを与えて落ちつかせてから、マダラトビエイの潜水給餌を行うのです。

シノノメサカタザメにはカニやイカを与えています(噛む力はとても強いのです)。

シノノメサカタザメとダイバーとのやり取りは必見ですよ!

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成長してます。

  • 2010.10.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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イルカらしくなったと思いませんか?
しわくちゃだったカマイルカの赤ちゃんも、1頭でいるとおとなのカマイルカと見間違えそうなほどになりましたよ。

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周りの事に興味津々で、水中に漂う大きなゴミを見つめてみたり、他のイルカが出した泡をつんつんつついてみたり、自力で泡を出そうと踏ん張ってみたり。

ん~...こどもの興味はどんどん広がっていくのね~
なぁんてみつめているとこれからの成長が嬉しかったりさびしかったりです。

お気に入り!

  • 2010.10.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「モンタレー湾」水槽で暮らすカリフォルニアアシカたちは、餌やりの時に色々な技を披露しています。

敬礼や握手、倒立やバイバイなどかなりの芸達者です。
その中でも、個人的にお気に入りなのが、ルークのする技の一つです。
それはどんなものかと言いますと・・・

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舌出し(ベー)なんです。

地味ですが、わりと可愛いので是非ご覧になってくださいね。

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