海遊館日記

後ろ足は魚の尾ビレ?

  • 2011.01.31
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ゴマフアザラシの後ろ足を広げてみました。係員の手と比べるとその大きさが分かります。
足の先端には爪があります。そう、指が五本あるんです。

ちなみに写真の下から親指、人差し指、中指・・・と続きます。しかも指と指の間には水かきまでも!
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人間は中指が一番長いですがゴマフアザラシは一番短いですね。なんか魚の尾ビレににてる気がします。やはり推進力を得るには好都合なんでしょうね。
人と同じ哺乳類なのにまったく違う・・・。見てるとなんか不思議な気持ちになるのは私だけ?

スナメリの暮らす海、大阪湾!

  • 2011.01.25
  • スクール担当
  • 飼育担当

あの、とっても表情豊かで、かわいいスナメリが、海遊館の目の前に広がる大阪湾にもすんでいるって、ご存知でしたか?

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大阪湾で、昔はたくさんのスナメリたちが見られたそうですが、残念ながら、今ではほとんど見かけなくなってしまいました・・・。

海遊館では、そんなスナメリについて考える、新しいコーナーができました。
本日よりスタートです。

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大阪湾のスナメリについて、これからも情報発信していきたいと思います。

密着!オニさんダイバー

  • 2011.01.25
  • スクール担当
  • 飼育担当
みなさんは、海遊館のオニさんにもう会いましたか?
さて、どんなオニさんなのでしょう。

今から、いざ、水槽へ潜ります!!
がんばるぞ!

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じゃああああん! オニ、登場!
ビックリした?

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お客様に大人気!
みんな手を振ってくれます。

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おっと、サメの卵を見つけたっ
拾って、バックヤードへ連れて行こう。
(あ、マンボウと目が合っちゃった)

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今日のお仕事が終わった。
よっこらしょっと。

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ちょっと、ひと休み・・・。

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いかがでしたか?
とってもやさしい、働き者のオニさんなのでした。

みなさんに福が訪れますように!ぜひ、会いにきてね!

クマノミと海の仲間たち ~飼育係員による解説~

  • 2011.01.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館5階企画展示室で開催中の『~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち』にて、
本日(平成23年1月24日)から、飼育係員によるクマノミの解説を実施します。
実施時間は平日限定で、午後2:40~(約5分間)です。

「世界中には何種類のクマノミがいるの?」
「どんな色のクマノミがいるの?」
「クマノミとイソギンチャクの関係は?」
などなど。話す内容は、飼育係員によってさまざまです

マイクを使って展示をわかりやすく解説しますが、皆さまからの質問にもお答えしますので、ぜひお声掛けください。
平日のみとなっていますので、お間違いなく。

もうすでにこの企画展示をご覧になった方も、まだという方も、解説を聞いてクマノミについてさらに詳しくなりましょう。

※『~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち』は平成23年4月10日(日)までの開催となっておりますのでご注意ください。


↓解説の風景

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古株です!

  • 2011.01.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「クック海峡水槽」にいるピンクマオマオ、全身ピンク色でゆっくり泳ぐ優雅な魚です。

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でも、その中に1尾だけ背中に黒いシミがある個体が・・・。実は、もう15年以上暮らしています。

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年とともにお肌の黒ずみが・・・という訳ではなく、15年前からついていたシミです。

まだまだ、餌もいっぱい食べて元気いっぱい!年寄り扱いすると怒られそうです。

大くん ふるさとへの旅 番外編

  • 2011.01.21
  • 魚類担当
  • 飼育担当

大くんの輸送には沢山の人たちが関わっています。
海遊館日記では珍しく「ヒト」、もとい「飼育係員」にスポットをあててみましょう。

14.JPG作業開始前のミーティング。安全に「大くん」を運ぶことができるよう、各自の配置や段取りを確認します。緊張します!

それぞれが自分の持ち場について、「大くん」を専用コンテナに収容するタイミングを見計らいます。
みんなの心臓の音が聞こえてきそうなくらいドキドキした瞬間です。

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輸送中も沢山の係員が大くんの様子を見守ります。大くん頑張って!!

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背中あわせに、遊んでいるわけじゃありませんよ。これでも一生懸命なんです(笑)

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クレーンの操作はプロの専門の方々にお願いします。

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 大くんを乗せた船が出港するのを見送る時、急にさびしい気持ちになりました。
本当に船に乗って行ってしまうんだなぁ...。「大くん!」無事に元気に到着してよ~。 20.JPG


船の中では...
長い船旅に備えて係員も腹ごしらえ。 おなかすいたぁ~。

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もちろん、大くんの健康管理に注意して、交代しながら休憩してますので、ご安心を☆
大くんを無事に高知に連れて行く!!
この想いで係員みんなの気持ちが1つになった2日間でした。

あっ!!大くんの写真が全然ない...

こ、こういう日記があっても良いですよね(汗)

大くん ふるさとへの旅 最終回

  • 2011.01.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当

この号からご覧になった方に、少しこれまでの経緯を説明させていただきますと...


体調を崩してしまったジンベエザメの「大くん」。療養のため18時間もの船旅を経て、高知県の足摺岬港へと到着しました。詳しくは、海遊館日記「大くん ふるさとへの旅 PART1・2」をご覧下さい~

 

さて、ここから「大くん」の旅も佳境を迎えます。

まずクレーンを使って「大くん」を収容したコンテナを特殊な大型トラックに乗せます。
落としてしまったり、輸送中に外れてしまったら大惨事!!慎重に慎重に作業を進めます。

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トラックが揺れて、大くんの負担にならないよう、ゆっくりと以布利センターのある以布利港を目指します。
「なんで直接、以布利港にいかないの?」って思いますよね?
実は、大阪から高知までの船旅に使用する輸送船はとても大きいため、小さな以布利港には入れないのです。そのため、大型船を停泊することができる、足摺港からトラック輸送を行いました。

さぁ、いよいよ以布利センターに到着です!

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クレーンを使ってコンテナごと水槽に入れるのですが・・・、
実は、以布利センターにはジンベエザメ収容のための特別な仕掛けがあります。

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なんと!!天井を外して、その穴から直接水槽にコンテナを入れることができるのです!すごい!


こうして、丸1日以上かかった大くんの旅路も、無事に終わりを迎えることができました。


心配していた「大くん」の健康状態も順調で、水槽に入るとすぐに泳ぎ、スタッフ一同ほっと安心しました。

これからも、私たちは大くんの体調回復に全力を尽くします。

「大くん」がはやく元気になりますように...!

次は何かな?

  • 2011.01.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館開館20周年を記念して、海遊館ギャラリーにて開催されていた「鮫博覧会(サメハク)2010」も
2011年1月10日をもちまして終了となりました。
8mのホホジロザメの模型や、サメやエイとのふれあいに興奮を覚えたお客様も少なくないのではないでしょうか。

さてさて、その海遊館ギャラリー今はどうなっているのかと言いますと・・・
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ご覧のとおり、跡形もなくさっぱりとしてしまいました。

サメやエイとのふれあい水槽はというと、
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こんな感じで、みんな引越ししていきました。(暗くてごめんなさい)

海遊館ギャラリーもさみしくなったなぁ・・・


いやいや、そんなことはありません。
次回の特別企画展にむけ、魚たちも休養中?!?!

どんな内容かは乞うご期待☆

大くん ふるさとへの旅 PART.2

  • 2011.01.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当

PART.2は船旅編です。
大くんの旅路の中でも一番の山場となります。

コンテナごと船に乗り込んだ大くんと係員9名。
これから18時間の船旅です。
大くんも大変ですが、24時間体制で大くんを観察する飼育係員にとっても、気合いと体力を要する行程です。

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 船内で観察している様子です。水中で大くんの観察をしながら健康状態を調べます。
水が汚れてきたら換水です。この海水も事前にちゃんと温めてから使います。

 

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写真は獣医さん。

採血した血液の検査をしているところです。


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まだ真っ暗な早朝に高知県足摺岬港に到着しました。
車で先に到着し、港で待っていた館長(写真左)も一安心...。
「大くんもみんなも無事について、本当によかったぁ~」
って背中が語ってます。

安心するのもつかの間、夜明けを待って作業再開です。
大くんの旅はようやく後半戦に突入です。

続きは次回、「大くん ふるさとへの旅 最終回」でご紹介します。

大くん ふるさとへの旅 PART.1

  • 2011.01.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ニュースやHP等でご存知の方も多いとと思いますが、改めて報告いたします。

海遊館の人気者、ジンベエザメの『大くん』がふるさとの高知県へ帰ることになりました。

大くんは、昨年12月中頃から食欲が落ち、ぼんやりとした泳ぎ方をするようになりました。
年末年始も24時間体制で観察を強化し、容態の把握や治療に努めてきました。

その結果、健康状態は良くなりつつあり、私たち飼育係員も一安心。
さらに良い環境で体調を整えるために、故郷である高知県へ帰ることになりました。
高知県土佐清水市には大阪・海遊館 海洋生物研究所以布利センター(通称:以布利センター)という研究施設があり、より安全に検査をすることができます。

では、大くんが以布利センターに到着するまでの様子を少しだけご紹介します。

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まず、大くんを専用のコンテナに誘導します。

そして、30tの重さを吊り下げることができるクレーンで地上まで降ろしたら... 

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健康状態を確認します。エラの動き、尾びれの動き、血液検査やエコー検査も行いました。

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同時に水質を維持するために海水の交換も行います。


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大きなクレーンで振動の少ない特殊なトレーラーに乗せて、岸壁まで移動します。

 

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もう一度クレーンで吊り上げて、輸送船に大くんが入った専用コンテナを乗せます。下の写真は船の底から見上げて撮りました。船内はすごく深いのです!!


ここまでの作業にほぼ半日かかりました。
大くんの旅は、始めの段階からとても大変です。


さて、これからは先は18時間にもわたる船旅の始まりです。


続きは、次回のブログまでお待ちくださいね。

エコ仕様

  • 2011.01.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当
係員が腰に着けているのはカマイルカのエサを入れるカゴです。

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エサの取りだし口を拡大するとこんな感じです。このゴムのような部分、もともとはあるものとして使用していたものを再利用しているんです。それは一体何でしょう?

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正解は・・・
ダイバーが着れなくなったウエットスーツでした!ん~エコですねぇ~!

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海遊館では何年も前(10数年前?)から利用しており形が変わっておりません。
これからも色々なものでエコをしていきたいですね!

えふぃる、ラビちゃん

  • 2011.01.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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【えふぃる】
クラゲのポリプがストロビラになり、エフィラをもうすぐ遊離しそうな状態になること。飼育環境の人為的な操作によりストロビレーションを誘発することを「えふぃらす」という。
【ラビちゃん】
オーレリア・ラビアータAurelia labiataの愛称。
(海遊館クラゲ担当者用語辞典より)

えふぃっているのは左のポリプです。
ストロビラになるのに、「すとろびる」って言わないのはなぜだろう。
きっと長ったらしいからだな。

マッサージ師になれるかな?

  • 2011.01.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当
エクアドル熱帯雨林水槽のカピバラはお尻のあたりをごしごしすると、毛がぞぞぞっと立ち上がり、気持ち悪いのかと思いますが、実は気持ちいいようです。

係員:「だんなー、いかがですか?」 ピータン:「うむ!」

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ぴーたん:「もみが弱いのじゃ!」 係員:「ごめんなさい」

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係員:「こんなもんでどうでしょうか?」 ぴーたん「いいぞ!」

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かーたん:「おいらもよろしく!」 係員:「・・・」

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で、毛が逆立った状態はこんな感じです。

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おふたりに喜んでもらえるよう、マッサージがんばります。

整理整頓?!

  • 2011.01.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

私たち飼育係は、普段緑色のカッパを履いて作業をします。
カッパを使わない時は、カッパ掛けにきれいにかけています。

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しかし、すごく忙しい時や次の作業にかかる時間が無い時は少しの間だけ、
カッパを脱ぎっぱなしにしてしまいます。

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こんな感じで置き去り状態です。
でも、いつもこれではないですよ。整理整頓は大事ですから?!




明日から3日間は休館日です。

  • 2011.01.10
  • スクール担当
  • 飼育担当

海遊館の休館日は1月の3日間、2月・6月のそれぞれ2日間、1年に7日間になります。

休館日といえども、動物たちは館内にいますので、いつもと変わらず掃除やエサづくり、エサやりなど、飼育の仕事は大忙し。それだけではなく、ふだんはできない、いつもと違う作業もあるんですよ。

お客様のいないがらんとした館内で、いったいどんなことが行われているのか?
気になりますよね。

昨年の様子をご紹介しましょう。


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ブラシでひたすらゴシゴシゴシゴシ・・・・・・。
カワウソのいる「日本の森」水槽の水をポンプですべて抜き、
岩や木などに付いている藻類を掃除しているところです。



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こちらは、今は「スナメリの海」になっている水槽です。
水がないといっそう深さを感じますね。

スナメリが健康に暮らせる水槽にするため、移動する前に工事を行う必要があったのです。
水槽の底を調査するため、10mもの長い梯子を下し、底へと降りていきます。

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無事に底まで到着して、転落防止用の命綱を外しているところです。

このように水族館の休館日には、たいてい様々な作業や工事がなされています。
休館日前と後で、どこか変わったところを探してみると、おもしろいかもしれません。

背比べ?????

  • 2011.01.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2010年が明け、カマイルカたちも元気です!

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朝、タスマン海水槽を観察していたところ、変わったスタイルのイルカたちが・・・

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アーチ・アクアのおやこなんですが、底のほうでそろって逆立ちしていました。
はじめはお母さんのアーチが逆立ちをしていたのですが、その横で見ていたこどものアクアは
お母さんのまねをして逆立ちを始めました。

お母さん、アーチの体長は約2m。
ということは並んでいるアクアの体長は約1.5m?
産まれた時は約1mだから、0.5mもおっきくなったんだな~


日々、成長中のアクアです。
今後はどんな事を見せてくれるのか、とっても楽しみです。

食べた記念日

  • 2011.01.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当


哺乳類はある程度の時期が来ると、お母さんのお乳から、固形の餌を食べなくてはなりません。
私たち、人間もそうですよね?

7月に生まれたカマイルカの「アクア」もそろそろ固形の餌を食べるようにしていかなければならず、少し前からアクアが興味を持ちそうな、魚やイカなどを水槽内に投げ込んで、餌に興味を持たせようと日々チャレンジしていました。

12月の半ばごろから、頻繁に
「餌を口に入れて、口から出てこない。もしかしたら、固形物を食べているかもしれない!」
という状況が起こり始め、25日には、シシャモをまるごと1尾飲み込むことが1日に4回も観察されました。

そんなこんなで、担当で、そろそろ食べたって事にしても良さげだけど、いつから食べたことしようかと話し合ったところ、25日を確実に食べた日、「食べた記念日」と定めることになりました。

飼育されているカマイルカが出産し、そのこどもが、自然に餌を食べ始めた例はこれまでにないそうで、とても貴重な出来事がタスマン海水槽で起こりました。

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その日、一人、クリスマスケーキを囲んだ(?)私にとって、人生で最高のプレゼントをサンタさんからもらいました。


2011年もアクアはじめ、海遊館の生き物たちが健康でいられるように、精進してまいります。

水中ランチ♪

  • 2011.01.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当
1月の海遊館はペンギンが熱い!!

ペンギンパレードはもちろんですが
1月の月曜日・金曜日(13時15分~約5分)にはペンギン達の水中でのお食事タイムも行います。

その様子をちょっとだけご紹介しますね!


水中ランチのメニューは、
下の写真にあるキビナゴという小さなお魚。
このほかにオキアミというエビの形によく似たプランクトンの仲間も与えます。

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さて、いざダイバーが水中へ。
ペンギン達も集まって来ました。
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ダイバーもあっとゆう間にペンギン達に囲まれてしまいました。

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海遊館ではふだんペンギン達には陸上でエサを与えていますが
野生のペンギンは本来海の中をじょうずに泳いでエサを捕まえます。

期間限定の水中でのペンギンランチタイム、
1月の月曜日、金曜日の1時15分~(約5分間)です。
必見ですよ!!


おまけにもう1枚↓
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新年

  • 2011.01.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

明けましておめでとうございます。
みなさまどのようなお正月をお迎えでしょうか。
新年早々かわいいラッコの写真が撮れたのでご紹介したいと思います!

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「みなさん今年もよろしくね。うふっ♪」
ウインクしているところがポイントです。

次は・・・
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なんと、大胆な寝姿!
「おせち料理を食べすぎてう~ん満腹。。」といった感じでしょうか(笑)

今年も可愛い動物たちの姿をブログでたくさんご紹介できるよう頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。
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