海遊館日記

日本の森にパンダ?!かも??

  • 2011.12.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当

以前お伝えしたオシドリに続き、

「日本の森」の水鳥コーナーで暮らしている、ミコアイサが冬支度を終えました~(´▽`)

ミコアイサのオスは冬に繁殖期を迎えるため、全身がきれいな白と黒の模様に変わります。
その模様がパンダ模様に似ていることから「パンダガモ」とも呼ばれております。

去年は換羽(かんう:羽が生え換わる)途中で何度も止まってしまい、2月頃までかかってしまいましたが、
天井の工事(11月17日のオシドリのブログにて紹介)のおかげで、新年を迎えるまでに冬支度が整いました。

とっても男前でしょ(^_-)-☆

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ミコアイサに会える動物園、水族館はとても少ないです。
ぜひぜひ、海遊館の男前ミコアイサに会いに来て下さいね(´▽`)

夜の「グレートバリアリーフ」水槽

  • 2011.12.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館では、午後5時から、水槽の照明が暗くなり、「夜の海遊館」になります。

昼間は活発に動き回っていた生き物たちが寝静まり、夜行性の生き物たちが活発に活動を始めます。

今回は、そんな「夜の海遊館」で見ることが出来る生き物を紹介します。

その生き物はこちらです。
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「グレートバリアリーフ」水槽で飼育しているニシキエビです。

ニシキエビはイセエビの仲間で、触角を入れると優に1m以上の大きさになる、大型の種類です。
夜行性で、昼間はサンゴや岩の隙間に隠れていて、なかなか姿を見ることが出来ませんが、
「夜の海遊館」になると隠れ家から出てきて水槽の中を散歩しています。

昼間の海遊館とは雰囲気も観察できる生き物も違う「夜の海遊館」。
昼間と夜の様子を比べて観察してみると、色々な発見がありますよ!

目と目が合ったら、遊んでね

  • 2011.12.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「モンタレー湾」水槽のカリフォルニアアシカや「タスマン海」水槽のカマイルカたち。

観覧通路で、お客様がハンカチなどを振ると「何それー?」と近づいてきたり、通路を走ると追いかけてきて、アクリルパネル越しに追いかけっこをすることがあります。

生き物たちも、お客様と遊ぶことを楽しんでいるようです。

最近は、「パナマ湾」水槽のアカハナグマ(愛称アズキ)も、遊ぶようになりました。

アズキが、アクリルパネルの手前にいる時や目と目があった時がチャンスです。

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例えば、名札をぷらぷらさせてみると・・・。

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「ちょっと、それ何よー?」と、名札に向かって立ちあがって、大きな口を開けて見ていました。

でも、どれだけこちらがアピールしても、アズキの気がのらない時もありますので、そんな時は早めにあきらめた方がよさそうですね・・・。

ひだまりでのんびりと

  • 2011.12.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当

おひさまサンサン♪

日当たりのよいバックヤードでは。。。

なにやら茶色いかたまりが?!kae.JPG

コツメカワウソのニッキ(おじいちゃん)とカエデ(おばぁちゃん)。

仲良く並んで、お昼寝中でした。
なんだか縁側での~んびりしているように見えますね~(´▽`)

ニッキは17歳、カエデは18歳。 

2頭とも、コツメカワウソのなかでは、かなりの高齢になるのですが、食欲旺盛!元気いっぱいです♪

温かいバックヤードで、のんびり過ごしてね。

カピバラのスポットガイドで気を付けること

  • 2011.12.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「エクアドル熱帯雨林」槽のカピバラたち。

土日祝日を除く、13301545にスポットガイドを行なっています。

使用するマイクは、他の生物担当者と同じものですが、カピバラ専用マイクには、ある工夫をしてます。

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コードにプラスティックを巻きつけています。拡大します!

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通常、解説者は黒い部分をズボンのポケットに入れて、マイクを頭につけます。

しかし、カピバラは、コードをがじがじして、断線させてしまったことがあるのです。

そのため、コードをかじられないよう工夫して、さらに解説者の制服で隠すようにしています。

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カピバラの歯は、固いものでもかじることができるので、コードなんて簡単にかじってしまいます。

幸い、カピバラには影響がなくてよかったのですが、備品管理の担当者からは、しかられてしまいました。

アカハナグマやコツメカアウソも、コードが目に付くとかじってしまうので、スポットガイド中も油断をしてはいけません。

アクア通信12月号~もう1年!?編~

  • 2011.12.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当
みなさんは、素敵なクリスマスを過ごされたでしょうか?
私は・・・

でも、私にとってクリスマスは、とっても素晴らしい記念日なのです♪
カマイルカのアクアが、お母さんのおっぱいから魚を食べるようになった(離乳)記念日です。


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いまでは、いろんな動きをトレーニングで習得しています。


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横からミューが餌を奪いにやってきても、強気です。

来年も、イルカたちをはじめ、生き物たちが元気に過ごせますように。

そして最後に、来年からは「アクア通信」を改め、「イルカ通信」として、カマイルカたちのいろんなお話をお届けいたします!

アシカニュースvol.25

  • 2011.12.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今日のアシカニュースは、ニュース・・と言うほどのことではないのですが...。

生き物たちの写真を撮っていると、たまに面白い瞬間が撮れることがあります。
先日撮った「ナミ」ちゃんの可愛い一枚がこちら。
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とっても眠たそうです(笑)
またいい写真が撮れたらアップしますー。

アシカニュースvol.24

  • 2011.12.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当
カリフォルニアアシカの赤ちゃん、「コア」くんと「ナミ」ちゃん。

生まれた頃はいつもお母さんと一緒にいましたが、最近では子ども同士で仲良く遊ぶことが多くなってきました。

お母さんアシカたちも、赤ちゃんが自分から離れると心配そうに鳴いて連れ戻していましたが、今では「はいはい、あんまり遠くに行っちゃだめよ。」ぐらいの余裕があり、じゃれ合う二頭を温かく見守っています。

そして、遊び疲れた後は仲良く二頭でお昼寝です。
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左が「コア」くん、右が「ナミ」ちゃんです。
近寄っても全然起きないので、もっとアップで撮ってみました・・・

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かわいい寝顔に癒されます~。

サンタさんからのあたたかいお言葉

  • 2011.12.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当

先日、海遊館にフィンランドからサンタさんがやってきました。

海遊館日記「サンタさんがやってきた」

私たち水中サンタは、このクリスマスシーズンを楽しく、素敵な時間を過ごしていただきたい、素敵な思い出ができるように、と願って、毎日ダイブしています。
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そんな私たちのことを知ったフィンランドのサンタさんから、あったかくなる一言をいただきました。

「毎日、大変だろうけど、風邪をひかないで。いつも私は見ていますよ。」

と...。

私はとてもうれしくて、たくさんの素敵なものをみなさんにお届けせねば!!!!という気持ちになりました。111212ishikawa2.JPG

クリスマスまであと10日。

水中サンタに会いに来て下さいね!


サンタさんがやって来た

  • 2011.12.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館にサンタさんがやって来ました。
正真正銘、本場?フィンランドからやって来た、サンタクロースさんです!

なんと、「アーサークリスマスの大冒険」という映画のイベントで
ペンギン達と一緒にイルミネーションの点灯式に参加してくれました。
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サンタさんに会えて、ペンギンも私も緊張しています...。
いつも通り、じょうずに点灯式ができるかな?

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サンタさんもペンギン達を応援してくれています!
頑張れ!ペンギンたち!

点灯式も無事に終わり、最後にみんなで記念撮影☆
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サンタさんはいませんが、12月25日までの土日祝日(17時~)にはイワトビペンギンたちによる点灯式を行なっています!
ペンギンたちの応援にぜひ来てくださいね♪

ペンギンパレード、代表が決定しました!

  • 2011.12.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今年も海遊館の人気イベント!
オウサマペンギンによる「ペンギンパレード」を12/16(金)から開催します。

現在、海遊館では26羽のオウサマペンギンを飼育しており、その中から8羽のペンギンが選出されます。

ペンギンの担当飼育係は非常に悩みます。
実は・・・
大人しいペンギンは係員にピッタリくっついて歩かへんし・・
良く歩くペンギンは臆病だったり、クセが強かったり・・・
ペンギン同士、仲が悪かったり・・・
見た目が似ているペンギンたちですが、意外と個性が強いんですよね。

そして悩みに悩んだ結果、ついに代表が決定しました。

今回選出されたペンギンたちの平均年齢はなんと約3歳!
若手中心となっており、さらに8羽中、3羽が初選出となっております!

ベテランのペンギンはもう高齢ですし、そろそろ世代交代なんですよね。
まぁ~、やって見ないと分からない!という事もありますので!
ポジティブに考えてみました。
内心・・・超ドキドキですが・・・(笑)

是非、応援しに来て下さいね♫

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現在、バックヤードにて、コンディションを整えている代表のペンギンたちです。

「代表のみなさん、よろしくお願いします~」

タチウオの収集と展示

  • 2011.12.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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寒い日が続く今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

「日本海溝」水槽にて12月9日から1月下旬まで、タチウオを展示しています。
タチウオが立って泳ぐ姿をぜひご覧ください。

それでは、タチウオの収集から展示までの裏側を詳しく紹介します!


【タチウオを集める】
10月と11月、大阪の一番南に位置する岬町と和歌山県由良町の定置網漁に同行させてもらいました。
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↑漁師さんの船で、網にかかったタチウオを選別し捕獲します。

タチウオはウロコがなく、他の魚に比べ傷つきやすいため、特別な網で優しくとりあげます(とても難しい!)。
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↑漁場から港までは、専用の水槽で運びます。

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↑港から海遊館までは、水槽を積んだトラックで運びます。

水槽にはCCDカメラがついていて、タチウオの泳ぎをチェックしながら、慎重に海遊館に帰ります。



【予備の水槽での体力づくり】
食材としてはおなじみのタチウオですが、実はとても飼育が難しい魚です。

採集したタチウオは、直接「日本海溝」水槽に入れるのではなく、予備水槽でおよそ1ヶ月間、体力づくり(餌づけ・水温調整)をしてから、展示水槽にデビューです。

エサを与えるのも難しく、はじめは生きたイワシなどのエサを与えます。そのうち、冷凍保存しているアジやキビナゴを食べるようになります。



【いざ展示へ】
しっかり体力をつけて準備ができたら、予備水槽から「日本海溝」水槽へ移動します。

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↑ダイバー2名が予備水槽の中に入り、網を使って、タチウオを水槽のはしっこに追い込みます。

追い込んだタチウオを専用の網で丁寧にすくって移動します(これがまた難しい!)。

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↑タチウオを運んでいる様子です。急いでいるのでブレてます。

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↑採集のときと同じように専用の水槽で、「日本海溝」水槽まで運びます。

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↑移動終了~!キラキラと輝くタチウオ。本当に立って泳ぎます。

採集から展示まで、毎日とても心配でしたが、元気に泳いでくれて、うれしいです!
(計画どおり、展示を行うことができて、ホッとしました)

これからも、不思議な海の生き物たちを紹介できるよう、がんばります!




アシカニュースvol.23

  • 2011.12.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当
早いものでもう12月。
「モンタレー湾」水槽は、屋外の空気が入り込んでくるので、担当係員は毎日肌で冬を感じ取っています。
そんな寒い中でも、カリフォルニアアシカたちは元気いっぱいです。

アシカのあかちゃん「ナミ」が生まれて100日が経ちました。
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ばっちりカメラ目線の「ナミ」ちゃん。
実はつい先月までは、このような写真はなかなか撮れませんでした。
こんな風に近づいてカメラを向けようものなら、驚いて「ウォ~」っと鳴いて逃げていました(汗)

生後100日を過ぎて、だんだん人や周りのものに興味を持ち始めたようです。

ボディータッチなんてまだまだ遠いなぁ・・・と思っていたのですが、
なんと、この撮影の後「ナミ」ちゃんが体を触らせてくれたのです!
しかも私のひざに、頭をすりよせてくるではありませんか!!
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『な、なみちゃんがひざまくら状態になってるー。』
係員室に戻った私が、他のスタッフに興奮状態でこの出来事を報告したのは言うまでもありません。
「ナミ」ちゃんの日々の成長が目に見えて感じ取れるので、本当に毎日が楽しみです。

コツメカワウソのひげのひみつ

  • 2011.12.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当
コツメカワウソのゴボウ。
夏休みの頃、お母さんのツバキと一緒に、「日本の森」水槽で暮らしていました。

いまは、バックヤードで元気です。

夏休みのある日、お客様から「お母さんのツバキのひげが短くないですか?」と聞かれたことがありました。

その時は、「岩などでこすっているから?と思います。」と、お答えしたのを覚えているのですが...。

その後、ゴボウはバックヤードに移動し、お父さんのソラをはじめ、3頭と同居をはじめたことは、以前の「海遊館日記」でお知らせしました。


そして、ゴボウとの同居がはじまり、しばらくしてから気づきました。

「あ、ソラたちのひげが短くなってる!」

お父さんのソラ ↓
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2010年うまれのコハク ↓
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コハクの父、オリーブ ↓
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なんだか、ひげが短くないですか(笑)?
オリーブの以前の写真はこんなふう。
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つまり、コボウが他のカワウソのひげをかじっていたのです。
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自分には、ちゃんと長いひげがあります。
いたずらゴボウめ~!

ツバキのひげは、のびてきて、元どおりになってきました。
ツバキのようすは、また後日、報告しますね。

アカハナグマのトマトは、スタイリスト?

  • 2011.12.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽のアカハナグマたちは、いつも好奇心旺盛です。

なかでもトマト(アカハナグマの愛称です)は、どういうわけか私の頭が気になります。

私がじーっとしているとやってきて、調査開始!

P2260429.JPGくんくんとにおいをかいで確かめます

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そして、おもむろに頭を前あしでがりがり。
P2260422.JPGこれ、喜んでいるわけではありません、爪があたって痛いです。
どうやら私の髪型が気に入らないらしく、スタイリングしてくれている??ようです。
"スタイリスト"トマトさんは、前あしで髪をなでつける?だけでなく、鼻でくんくんしながら、髪型を整えてくださいます...。

ちなみに横から見ると、このような形。
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トマトさんがそっと頭の上に乗ってくれれば、帽子みたいになるのになと思ったりもします。

かげで私の寝癖もばっちりよ。ありがとう、トマト。
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いえいえ(なんか得意げなトマト)。

海遊館うまれの"しましま"が、デビュー!

  • 2011.12.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当
今年の8月3日に、「エクアドル熱帯雨林」水槽でうまれた「セベラム」という名前の淡水魚。
この「海遊館日記」でも、成長の様子をお伝えしてきました。
http://www.kaiyukan.com/blog/archives/2011/08/28/

予備水槽で元気に成長していますが、まだ小さくてかわいいので、特別企画展「かわいい!コレクション」にデビューすることになりました!

「しましまコーナー」にいます。
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この写真では、水槽しかないように見えますね・・・

デビューしてすぐ撮影したので、みんなまだ緊張気味。後ろのほうで身を潜めています。
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今では、すっかり新しい水槽にも慣れました。

また、「エクアドル熱帯雨林」水槽では、成魚(お父さん・お母さん)も元気です!

しましまの小さくてかわいい「セベラム」の幼魚たち、ぐんぐん元気に育ってね。
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